愛子さまご就職、なぜ日本赤十字?配属はボランティア課!仕事内容や給料・税金は?

愛子さまは日本赤十字社で嘱託職員としてご就職されました。仕事内容やお給料、通勤などどんな働き方なのか?調べてみました。

・日赤の勤務について
・お給料・通勤・仕事内容は?
・なぜ日本赤十字なのか?
・福祉へのご関心は幼少期から「看護師の愛子」

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目次

愛子さまの日本赤十字勤務について

愛子さまは、ご公務と日赤の仕事を両立させるために嘱託職員として勤務されます。

愛子さまの日赤勤務まとめ
  • 勤務先:日本赤十字社本社(東京都港区)
  • 勤務態勢:常勤の嘱託職員
  • 配属先:『青少年・ボランティア課』ボランティアの育成や研修などを行う
  • 勤務時間:8時45分から18時
  • 給料(月収):13万円ほど

愛子さま
敬宮 愛子内親王(としのみや あいこないしんのう)
生年月日:2001年12月1日(22歳)
お印 :ゴヨウツツジ
身位 :内親王
父親 徳仁(今上天皇)
母親 皇后雅子
学習院大学文学部日本語日本文学ご卒業
2024年4月1日から日本赤十字社に嘱託職員として勤務
配属先:青少年・ボランティア課

愛子さまの初出勤

4月1日に、愛子さまが初出勤されました。

Yahoo newsより(C)JMPA

「両親には『頑張って行ってらっしゃい』という励ましの言葉と共に送り出していただきました」
「早く職場になじみ、皆さんのお役に立てますよう頑張ってまいりたいと思っております」と抱負を述べられました。

愛子さまは初出勤(4/1)以降、研修も受けて5日連続出社したそうです。
また、20時まで残業されているということで、ご精勤ぶりには称賛の声があがっています。

愛子さまの配属先・仕事内容

愛子さまのご就職先の配属が決まりました。

日本赤十字社の事業局パートナーシップ推進部ボランティア活動推進室青少年・ボランティア課に配属されました。

愛子さまの配属
事業局パートナーシップ推進部ボランティア活動推進室
青少年・ボランティア課

常勤嘱託職員として勤務

愛子さまのお仕事内容
・赤十字奉仕団や個人ボランティアに関する情報誌の編集
・ボランティアに向けた研修会の運営など

愛子さまは、“特別扱い”を固辞し、“人の役に立ちたい”という誓いを胸に秘められて、“普通のOLとして扱って欲しい”と職場に伝えられているそうです。

愛子さまは、職場掃除、コピー機の用紙補充にいたるまで“何でもやりたいです”と意気込んでいるようです。

愛子さまと同じ職場の方は嬉しいでしょうね!

愛子さまの先輩、瑶子さま

三笠宮家の瑶子さまは日本赤十字社に勤務されていました。
日本赤十字社(事業局組織推進部青少年・ボランティア科を経て血液事業本部販売管理課)に常勤で勤務

お給料や税金は?

正当な報酬を皇族といえども受け取られますが、愛子さまは嘱託職員で、正規職員より少ない勤務になるため給料は月13万円ほどでのようです。

Yahoo newsより(C)JMPA

愛子さまのお給料
月13万円ほど

日赤の正社員の給料は?
・初任給:222,240円

日赤のホームページより

給与にかかる税金は?

給与については公務ではなく「私的な活動」ということで所得税などの税金は引かれるようです。

愛子さまのお給料の税金はかかる

支払いは愛子さなの個人口座に振り込まれます。

愛子さまのお給料が13万円ほどとは、少なすぎませんかね・・・

ご通勤は?

愛子さまは、ご公務との両立なので、公務はその日出席だけでなく事前の準備が必要となるので、公務をこなしつつということで、週に2,3回程度になるようです。

勤務日:週に2〜3回ほど

日本赤十字社本社への通勤は?

愛子さはは護衛がつくので、電車に乗らずに車に乗って通勤されるようです。

日本赤十字社:港区芝大門
お住まいの東宮御所から約3キロ、地下鉄3駅

ANNnewsより

電車は使わずにお車の方が安全です!

なぜ日本赤十字社に就職されたのか?

天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが、日本赤十字社(東京・港区)に嘱託職員として勤務されましたが、なぜ日赤を選ばれたのか?

卒業後の進路は海外留学や大学院進学が有力とされたいたようですが、日本赤十字社へ就職ということで驚きの声があるようです。

愛子さまは、
「日頃から関心を寄せている日赤の仕事に携われることをうれしく思うと同時に身の引き締まる思いがいたします」「微力ではございますが、少しでも人々や社会のお役に立つことができればと考えております」とお気持ちを寄せられました。

留学ではなくご就職を選択された

また、愛子さまは、海外留学などをせずに就職された理由は「ご両親へのサポート」「公室の務めを優先」されたようです。

長期で留学をするとご公務をすることが難しくなり、天皇皇后陛下を支えるためにも留学をしなかったと言われています。

「もし、ご自分が大学院に進学されて、留学すればその間、天皇皇后両陛下を支える人やご公務を行える人が限られてしまう。そうしたバランスを考えると、自分がやらなければ皇室が持たないのでは、とお考えになっても不思議ではありません」

愛子さまは本当に偉いと思います。成長するにつれ皇室に生まれたことをご自覚されてきたのでしょう。それこそが天皇家の教育の賜物ではないでしょうか。のびのびと自由に育てられてきても、根っこの部分ではしっかりと浸透していたのだと思います」

現代ビジネスより

立派なお考えの愛子さまですね。

【最新の愛子さま】最近のお姿がとても綺麗、幼少期からの写真で振り返りました、詳しくはこちら>>

日本赤十字社とは?

日本赤十字社は、東日本大震災や今年の能登半島地震でも救護や診療などを行う、人道的支援活動を展開し、皇室ともゆかりの深い団体です。

日本赤十字社は歴代の皇后が関与しており、現在も皇后さまが名誉総裁を務めています。愛子さまは公的なサポートと社会福祉への参加を両立させるために、この団体を選びました。

皇室とゆかりの深い団体
・明治以降、歴代の皇后が関わり、現在皇后さまが名誉総裁を務める

赤十字の活動を支援してくださる個人および法人の代表に、有功章を授与される皇后陛下(画像:日本赤十字社)

日本赤十字社(にっぽんせきじゅうじしゃ)
所在地:東京都港区芝大門1丁目1番3号
赤十字は、アンリー・デュナン(スイス人:第一回ノーベル平和賞受賞者)が提唱した
「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、
世界191の国と地域に広がる赤十字・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織です。

・日本赤十字社は、1877(明治10)年の西南戦争のさなかに設立された「博愛社」という救護団体が前身
・日本政府のジュネーブ条約(赤十字条約)加入翌年の1887(明治20)年、博愛社は日本赤十字社に改称
・世界で19番目の赤十字社として正式に認められました。

愛子さまが「日赤」を選ばれた理由は?

愛子さまは、福祉に対する強い思いから日本赤十字社を選ばれたようです。

日赤を選んだ理由
日赤の活動に携わることで少しでも社会に貢献することができればというお気持ちで、日赤でお勤めになることを希望されたようです。

愛子さま、日赤へご訪問

2023年10月、関東大震災100年の節目に、両陛下とともに日赤本社をご訪問
ご一家は、日清戦争から第2次世界大戦の戦時救護や関東大震災など、これまでの救護活動で命を落とした医師や看護師などの慰霊碑に花束を手向け、関東大震災で救護にあたった同社の活動を振りかえる企画展を鑑賞

愛子さまは新型コロナへの対応や災害救護活動などへの関心が高く、両陛下と一緒に日赤から説明を受けたようです。

両陛下と愛子さまが赤十字情報プラザへのご訪問(2023年10月2日)画像:日本赤十字社より
関東大震災での日本赤十字社の活動の企画展(画像:女性自身)

就職活動? 日赤へ愛子さまからアプローチ

愛子さまから日本赤十字社にアプローチされたようです。

愛子さまのお気持ちを日赤に伝えたところ、日赤側から快諾していただいたようです。

嘱託職員とは?
非正規雇用社員に該当し、雇用期間の定めのある有期雇用で働きます。
嘱託社員は主に専門的な知識や資格を有していて企業に必要とされる期間だけ働く場合と、定年後の再雇用のため有期雇用で働く場合の2パターンに分類されます。
嘱託は専門的な知識を保有している人や定年後に再雇用される人が主に嘱託契約締結の対象となるのに対し、契約社員の対象となる人は特に定まっていません。

愛子さまの福祉へのご関心

愛子さまはとても深い福祉へのご関心、「人を助けたい」というお気持ちが強いようです。

ボランティアへの関心が深く、かなて福祉関連の仕事にご興味をもつ

愛子さま(2022年3月の会見)
ボランティアとして被災地で活躍されている方々の様子をテレビなどの報道で目にしまして、人の役に立とうと懸命に活動されている姿に非常に感銘を受けました。 私自身、災害ボランティアなどのボランティアにも関心を持っております。

「学生生活を通して知識を広げながら、自分の興味を深めていく中で決めていくことができれば」と語っておられました。

中学生の時から人助け、福祉への思いがあられた

中学1年生の時に作成した短編小説に福祉への思いがつまった物語をお作りになっていました。

物語の主人公は“看護師の愛子”
看護師になった愛子さまが傷ついた動物たちを次々と看護して、救っていくという物語

短編小説「看護師の愛子」全文
私は看護師の愛子。最近ようやくこの診療所にも患者さんが多く訪れるようになり、今日の診療も外が暗くなるまでかかった。先生も先に帰り、私は片付けと戸締りを任されて、一人で奥の待合室と手前の受付とを行き来していた。

午後八時頃だろうか。私は待合室のソファーでつい居眠りをしてしまった。翌朝眩しい太陽の光で目が覚め、私は飛び起きた。急いで片付けを済ませて家に帰ろうと扉をガラッと開けると、 思わず落っこちそうになった。目の前には真っ青な海が果てしなく広がっていたのだ。

診療所は、一晩でどの位流されたのだろうか? いや、町が大きな海へと姿を変えてしまったのかもしれない。助けを呼ぼうとしたが、電話もつながらない。私は途方に暮れてしまった。

あくる朝、私は誰かが扉をたたく音で目を覚ました。扉の外には片足を怪我した真っ白なカモメが一羽、今にも潮に流されてしまいそうになって浮かんでいた。私はカモメを一生懸命に手当てした。その甲斐あってか、カモメは翌日元気に、真っ青な大空へ真っ白な羽を一杯に広げて飛び立っていったのであった。

それから怪我をした海の生き物たちが、次々と愛子の診療所へやって来るようになった。私は獣医の資格は持っていないながらも、やって来た動物たちに精一杯の看護をし、時には魚の骨がひっかかって苦しんでいるペンギンを助けてやったりもした。愛子の名は海中に知れ渡り、私は海の生き物たちの生きる活力となっていったのである。そう。愛子の診療所は、正に海の上の診療所となったのだ。

今日も愛子はどんどんやって来る患者を精一杯看病し、沢山の勇気と希望を与えていることだろう。

福祉への思いは、幼い頃からお持ちになったいたようです。

お優しい愛子さまです

関係者からの驚きと称賛の声

日本テレビ客員解説員:井上茂男さん

『内親王が研究職でなく就職するのは初めて
2年前の成年にあたっての記者会見を振り返ると「社会貢献への強い思い」を聞いていたので、「愛子さまらしい」と思いました。』と語っています。

宮内庁OBの山下晋司さん

『宮内庁担当の記者も驚いたようです。長く皇室を取材してきた記者たちも大学院への進学もしくは留学だろうと予想していましたから』
また、
『ご関心の強い福祉の分野で実務経験を積み、その経験を生かして、皇族として人々や社会のために活動されることでしょう。そしてそのご活動は、被災地の訪問など、常に国民に寄り添ってこられた両陛下の助けになることは間違いありません』と語っています。

ネットでの祝福の声

「愛子さま、日本赤十字社への就職、おめでとうございます。ご聡明なお人柄、ピッタリのご職業ですね!」
「大学でのご成績もよろしいと聞いたことがあり、大学院進学か留学をされるかと思っていました」
「これからの活躍がますます期待されます。おめでとうございます!」

眞子さま・佳子さまの大学卒業後の進路は?

眞子さま
2014年、英国レスター大学院に進学

佳子さま
2017年、リーズ大学に留学

女性皇族で常勤は日本赤十字社で三笠宮家の瑶子さまが初めて

皇室では、三笠宮家の瑶子さまが、日本赤十字社に就職されていたようです。

2006年〜2012年:三笠宮家の瑶子さまは学習院女子大学卒業後、日本赤十字社に就職し、血液事業本部など6年間、常勤で仕事をされていました。

愛子さまの就職について調べましたが、愛子さまの人柄、お優しい気持ちが伝わってきます。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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