NHK海外ドラマ『6人の女ワケアリなわたしたち』は癌繋がりの友と山の頂上を目指すドラマ。各エピソードで6人の秘密が明らかになります。
『6人の女ワケアリなわたしたち』全エピソードあらすじ
がんと共に生きる人々の姿をリアルに、そしてユーモアたっぷりに描くヒューマンコメディー番組
フランスの番組タイトル:「レ・ランドヌーズ」Les Randonneuses
【放送】
NHK総合 毎週日曜 よる11時00分
2024年4月28日(日)スタート
全6回
各エピソード(6話)で、6人の女性たちの秘密が明かされます。
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相関図『6人の女ワケアリなわたしたち』
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エピソード1- サラ
治療仲間「がん友」6人での初登山の直前、サラは夫をひき逃げしてしまっていた。
がん治療をきっかけに知り合ったサラ、ノエミ、パティ、カレン、モルガン、ヴァレリーの6人の女性たちは、同じく治療の仲間だったエヴの遺灰を山頂にまくため登山を計画する。出発の日、車で駅に向かっていたサラはうっかり夫のマルクをひいてしまう。動揺したサラは、なんと倒れた夫を放置したまま列車に乗り込み仲間たちと山へ。
旅が始まる…彼女たちがベースキャンプに到着すると、彼女たちの事情や目的を何も知らない山岳ガイドのトムにあう。また、別のガイド・パブロは、いとこ同士であるジョナサンとジュリアンの2人を連れている。
登山が始まり、バックパックには秘密が詰まっている。
サラ
- 著名な大学教授の妻。夫マルクは哲学者ルソー研究の第一人者として知られる。家族は夫と娘ジュリー。乳がんが再発し手術を受けた。腫瘍をすべて取り除くために、左の乳房のほとんどを切除した。乳房の再建をするかはまだ決めていない。「がん友」との登山に出発する日、誤って夫をひき逃げしてしまった。
- 演・アリックス・ポワソン Alix Poisson
- 声優・三石琴乃
エピソード2- ノエミ
企業の顧問弁護士としてバリバリ働いていたノエミの秘密の計画とは!?
ノエミにはオーストラリアに留学中の自慢の息子がいる。弁護士として活躍していたノエミだが、がんが見つかり、そのショックと治療のために仕事でミスが目立つようになってしまった。息子の学費のために加入していた保険を確認するが、思いがけない事実を突きつけられる。
医師であるパティは、モルガンの体調不良の原因に気づく。サラは電話で夫と言い争いになり、勢いで別れを告げる。
山頂はまだ遠いが、誰もが普通に振る舞おうとする。激しい嵐が起こり、両グループの登山を妨げる。それでも、夕方には避難所で会い、ジュリアンの誕生日を祝う。
ノエミ
- 企業弁護士。シングルマザーで息子のアダンはオーストラリアに留学中。乳がん経験者。再発の疑いで検査の結果待ち。「がん友」との登山には、ある決心をしてきている。
- 演・クレマンティーヌ・セラリエ Clémentine Célarié
- 声優・一龍斎貞友
エピソード3- パティ
医師であるパティは大切な人を看取ったときの記憶を抱え山に登っていた。
トムとノエミがクレバスに落ちてしまい、みんなで救出作業を行う。
幸いにも大事にならず、医師であるパティの判断で山登りは続行される。
一緒に転落して助かったトムはノエミとの間に運命を感じる。
この出来事はパティに、プロジェクトの立案者であるカレンの姉・エヴとの最後の瞬間を思い出させる。
エヴはパティにとって特別な存在だった。
カレンの姪でエヴの娘ヴァイオレットはまもなく出産するため、病院に行く。そこで、母エヴの最期の様子を知りショックを受ける。エヴが亡くなる時も、パティは医師としてある判断を迫られていた。
幸いなことに、2人のいとこ、ジュリアンとジョナサンが場を和ませてくれた。
パティ
- 救急医。独身。同性愛者。乳がんで腫瘍をすべて摘出し結果は良好。「がん友」との登山には、医師としてみんなのためにたくさんの薬を用意してきている。
- 演・カミーユ・シャムー Camille Chamoux
- 声優・桜井明美
エピソード4 – カレン
カレンは山でなっていた青い実をブルーベリーと勘違いして食べてしまい…。
山頂が近づくにつれて、秘密の重みが重くなる。
カレンはパートナーのグザヴィエからの連絡をすべて無視していた。子どもを持つことも含め、将来の夢を語り合っていたが、カレンが一方的に別れを言い渡していた。
登山メンバーにも別れの本当の理由は話していない。
ひとり思い悩んでいたカレンは山で青い実をバク食いする。ブルーベリーに見た目も味もそっくりなその実は、実は幻覚症状を起こす危険な実だった。ハイになったカレンは思わず心のうちをぶちまけて…
これにより、グループ内でさまざまな感情が高まる。
カレンは、ビオレットの出産とそれに続く暴露の後、6人の女性は今まで以上に団結する
2人の冒険家がロマンスを始める中、山頂に向かって登り続ける。
内省の中、カレンは一頭のクマと対峙する。
カレン
- エヴの妹。花屋を営んでいる。高所恐怖症。がんで亡くなった姉が企画していた「がん友」との登山を実現し、姉の遺灰をみんなで頂上にまくために骨壺を持ってきている。姉の娘で、めいのヴァイオレットが出産を控えている。
- 演・ジョゼフィーヌ・ドゥ・モー Joséphine de Meaux
- 声優・高橋理恵子
エピソード5 – モルガン
最年少の参加者モルガンにはほかの5人には言えない秘密がある。
モルガンが今回の登山に参加したのは、生前のエヴに誘われたからだった。
モルガンはあることを調べるため、警察官であることを利用して、エヴやサラ、ヴァレリーが治療を受けている病院に潜入していた。
治療仲間に加わっていたモルガンに、ある日エヴは尋ねた。モルガンという名の患者はいないはずだと…エヴだけが知っていた真実とは?
切り立った尾根に差し掛かったところで、モルガンがメンバーの一人に怒りをぶつける。
事故はすぐに起こるので、登山はますます危険になっている。
ガイドのパブロとトムは女性たちが登り続けることはできないと考えている。
モルガン
- 警察官。「がん友」の新入りで一番若い。生前のエヴに誘われ登山に参加。
- 演・ティフェーヌ・ダヴィオ Tiphaine Daviot
- 声優・永宝千晶
エピソード6 – ヴァレリー
最終回
ガイド抜きで勝手に山頂を目指したサラたち5人は猛吹雪に見舞われる。
エヴの遺灰を持ったヴァレリー、ノエミ、パティ、カレン、サラの5人は、ガイドの勧告を無視して自分たちで登り続けることを決意する。
しかし、登り始めたが猛吹雪に見舞われる。
山小屋では5人の不在に気付いたガイドのトムとパブロが捜索に出発。
残されたモルガンは知らせを待つしかない。
猛吹雪でサラたちは引き返そうとするが、ヴァレリーが倒れ、ひとまず近くの洞窟に避難。携帯電話も通じないため、比較的体力があるノエミが一人で助けを求めに出ていく。
ヴァレリー
- 20歳のときに1人でインドに渡った。それ以来ずっとインドに滞在していたが、がん治療のために帰国し、エヴたちと「がん友」になる。現在も治療中。家族はいないという。
- 演・クレール・ボロトラ Claire Borotra
- 声優・甲斐田裕子
えっモルガンは?と気になります。
無事頂上にたどり着けるのか?
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