野村萬斎は人間国王の父、野村万作、そして娘はTBSアナ野村彩也子、家系図を調べてみたら、人間国宝だらけ!
親戚も和泉元彌ら豪華な顔ぶれです。画像付き家系図で紹介します。
2024年4月〜TBS日曜劇場『アンチヒーロー』に検事正・伊達原泰輔役で出演
【家系図】野村萬斎の狂言一家は人間国宝が5人!
野村萬斎さんを中心とした家系図ですが、人間国宝がなんと5人もいます!
親戚には和泉元彌がいます。
野村萬斎さんの母方の家系も先祖が徳川側近という家柄です。
野村萬斎の家族プロフィール
野村萬斎さんの一家のプロフィールです。それぞれ活躍しています。
野村萬斎さんの父方・母方でそれぞれ特長が異なり、DNAのすごさが分かります。
萬斎さんは、父方からは、狂言の技術のDNAを、母方からは、芸術の感性のDNAを引き継いでいるようです!
野村萬斎
野村萬斎
- 野村萬斎
- 本名:野村 武司(のむら たけし)
- 生年月日:1966年4月5日(58歳)
- 身長:174cm
- 血液型:B型
- 出身大学:東京芸術大学音楽学部邦楽科能楽専攻
- 大学時代:イギリスに留学し会話劇やダンスを、学ぶ
- 狂言師、俳優
- 1970年:初舞台(3歳)
- 1994年:二世「萬斎」を襲名
- 俳優(代表作)
・1997年:『あぐり』NHK朝の連続テレビ小説
・2001年:映画『陰陽師』で主演
・2012年:映画『のぼうの城』
・2016年:映画『シン・ゴジラ』
・2019年:ドラマ『七つの会議』
幼少期〜中学:厳しい稽古・狂言から離れたい気持ち
幼少期から厳しい稽古をしていたようで、
萬斎さんの妹によると「食事の際には姿勢を良くする」など常に狂言を意識した生活を送っていたようです。
中学時代は狂言から離れた将来を夢見ることもあったようです。
バスケやバンドなどの狂言以外のものにも熱中し、担任の先生に決められた人生への不満を打ち明けていたといいます。
転機:狂言の表現力の深さを感じる
17歳のときに三番叟を初演したことが転機になったという。同時期には黒澤明監督の映画に出演し、高い評価を受け、狂言の表現力が他の分野にも通じることを感じたようです。
大学時代〜:狂言をベースに演技の幅を広げる
東京藝術大学に進学し、能楽を専攻します。
平成6年「野村萬斎」を襲名、イギリスに留学し会話劇やダンスを学びます。
その後、狂言をベースにした創作舞台を企画し、「連続テレビ小説 あぐり」ではお調子者の夫を見事演じました。
3人の父として:長男裕基さんのコメント
萬斎さんの“娘”にめっぽう甘い
その様子は「愛(め)でてるようにしか見えない」「僕(長男裕基)の視点からすると扱いが天地の差」
長男の裕基さんには「父として師匠として」狂言の厳しさを教えているんですね。
野村萬斎の父・母
野村萬斎の父
- 野村万作「人間国宝」
- 本名:野村二郎(のむらじろう)
- 生年月日:1931年6月22日(91歳)
- 出身大学:早稲田大学第一文学部
- 狂言方能楽師
- 1934年:初舞台
- 1950年:二世万作を襲名
- 1990年:日本芸術院賞、紫綬褒章
- 2007年:人間国宝
- 2012年:旭日小綬章
- 2015年:文化功労者
- 父として師匠として:非常に厳しく萬斎さんに稽古をしていたようです。
- 「万作の会」主宰
野村萬斎の母
- 野村若葉子(旧姓:阪本若葉子)
- 生年月日:1940年1月13日(84歳)
- 詩人
- 阪本若葉子として『少しずつ違うソナタ』を出版
- 父万作との出会い、結婚:
文学少女として育ち、学生時代に野村二郎と出会う。
2人は映画館でデートを重ね「シャンソン・ド・パリ」が思い出の作品だと話している。
昭和35年に2人は結婚 - 母として:ビートルズやシェイクスピアなどを萬斎さんに教え、豊かで自由な感性を与えたようです。
野村萬斎の妻
野村萬斎の妻
- 野村千恵子
- 生年月日:1969年(55歳)
- 元キャビンアテンダント
- 出会い:筑波大学付属小中校での同級生(学年は萬斎さんが3つ上)
- 結婚:10年以上付き合い続けて、1996年、萬斎さんが30歳で結婚
野村萬斎の姉・妹
- 姉二人
- 妹一人
- エピソード:
中学生のときに家にかかってきた姉の恋人の電話に、父親のフリをして対応するというイタズラをしていた
女姉弟に囲まれて育ったため、女性といるほうが気が楽
お姉さんの1人は、電通に勤めているというウワサ
野村萬斎の長女・野村彩也子
野村萬斎さんの長女はTBSアナウンサーの野村彩也子さんですが、現在休養中です。
野村萬斎の長女
- 野村彩也子(のむらさやこ)
- 生年月日:1997年9月25日(26歳)
- 身長:161cm
- 血液型:B型
- 出身大学:慶応義塾大学環境情報学部
- 2020年:TBS入社(アナウンサー)
現在休養中
野村彩也子アナについての記事はこちらをご覧ください(※休養中の記事)
野村彩也子アナ復帰の記事はこちらをご覧ください
野村萬斎の長男・野村裕基
野村萬斎の長男
- 野村裕基(のむらゆうき)
- 生年月日:1999年10月9日(24歳)
- 身長:180cm
- 血液型:AB型
- 出身大学:慶応義塾大学法学部政治学科
- 狂言、俳優
- 2003年:『靱猿』で初舞台
野村萬斎の次女
野村萬斎の次女
- 野村彩加里(のむらあかり)
- 生年月日:2006年(17歳)
- 白百合学園高等学校
2019年「KUMON」のCMで親子3人で出演していました。
野村萬斎の母の先祖は徳川家の側近「大江直勝」
野村萬斎さんの母・野村若葉子(旧姓:阪本若葉子)の家系の先祖は徳川家の側近だったそうで、名家のようです。
母の父・阪本越郎の家系には、従兄弟に永井荷風や高見順など文学界で名を馳せた人物や官僚、政治家が多くいます。
さらに、母方の先祖に徳川家康の側近だったようです。
家系図で一番古い人物は「大江直勝」
徳川家康の長男が大江直勝を気に入り、徳川家に取り立てられたようです。
永井を名乗るようになった直勝は、敵の大将・池田恒興を討ち取って大きな功績をあげて、東端城跡の主にまで上り詰めたそうです。
(NHKファミリーヒストリーより)
野村萬斎の母方の祖父
母・若葉子(旧姓:阪本若葉子)の父
- 阪本 越郎(さかもと えつろう)
- 1906年(明治39年)1月21日- 1969年(昭和44年)6月10日)
- 詩人・ドイツ文学者
野村萬斎の母方の曾祖父
母・若葉子(旧姓:阪本若葉子)の祖父
- 阪本 釤之助(さかもと さんのすけ)
- 1857年8月13日(安政4年6月24日)- 1936年(昭和11年)12月16日)
- 官僚、政治家、詩人
野村萬斎の母方の大叔父
母・若葉子(旧姓:阪本若葉子)の叔父
- 高見 順(たかみ じゅん)
- 1907年1月30日 – 1965年8月17日
- 日本近代文学館設立し、初代理事長に就任
文化功労者受賞 - 高見順の娘は高見恭子(1994年、馳浩と結婚)
野村萬斎の母方の親戚
母・若葉子(旧姓:阪本若葉子)の親戚(祖父の従兄)
- 永井 荷風(ながい かふう)
- 1879年〈明治12年〉12月3日 – 1959年〈昭和34年〉4月30日)(80歳没)
- 小説家・随筆家・翻訳家
- 代表作:『あめりか物語』『墨東綺譚(ぼくとうきだん)』など多数
- 慶応大学文学部教授に就任し「三田文学」を創刊
- 反自然主義文学の代表的作家の一人
- 文化勲章受章
- 父は永井久一郎(実業家・漢詩人)、祖父に鷲津毅堂(儒学者)
文学に秀でている家系ということが分かりますね!
まとめ
野村萬斎さんの家系図を調べてみましたが、人間国宝が5人もいるとは華麗すぎる一族です。
遠縁には和泉元彌さんもいるようですので、また調べてみたいと思います!
萬斎さんの母方の家系も負けず劣らず、立派すぎます。
DNA最強ですね!
野村彩也子アナについての記事はこちらをご覧ください。