らんまんの宝塚歌劇団創設者「小林一三」家系図がすごい!松岡修造は曾孫

「らんまん」最終章で海宝直人が演じる小林一三ですが、宝塚歌劇団、阪急電鉄、東宝など創設した実業家。そして家系図は蒼々たる顔ぶれです。曾孫は松岡修造さんです。小林一三さんはどんな人だったのか調べてみました。

スポンサーリンク
目次

小林一三は何をした人?

小林一三さんは阪急電鉄だけではなく、阪急百貨店、宝塚歌劇団、東宝などの創業も成し遂げたました偉大な人物です。

小林 一三(こばやし いちぞう)
1873年(明治6年)1月3日 – 1957年(昭和32年)1月25日)84歳没
出身地:現・山梨県韮崎市
出身校:現・慶應義塾大学卒業
日本の実業家、政治家
阪急電鉄をはじめとする阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者

幼少期〜大学

1月3日に生まれたことで、「一三」と名付けられたという。

裕福な商家「布屋」に生まれましたが、生まれてすぐに母が亡くなり、父親ともも生き別れになり叔父夫婦に育てられます。叔父夫婦は商家「布屋」の本家にあたりますので、裕福な幼少時代だったようです。

「布屋」:酒造業や絹問屋(きぬといや)を営む豪商

高等小学校から私塾成器舎を経て上京し、1888年(明治21年)に15歳慶應義塾に入学しました。

慶応時代は不自由なく「のんきな学生時代」だったようで、芝居小屋に通ったり、作家志望の文学青年として自由な生活を送っていたようです。

三井銀行入行〜実業家へ

慶應義塾大学卒業後、三井銀行(現在の三井住友銀行)に入行し、34歳まで勤めます。
その後、鉄道事業や宝塚歌劇団の創設をすることになります。

1893年19歳:慶應義塾大学卒業後、三井銀行に入行
1907年(明治40年)34歳:三井銀行を辞めて、箕面有馬電気軌道の立ち上げに関わる(現在の阪急宝塚線・箕面線)
1910年:梅田ー宝塚線 営業開始
1914年:「宝塚唱歌隊(のちの宝塚歌劇団)」を創設
1927年:阪急電鉄社長に就任
1929年:「阪急百貨店(現、阪急うめだ本店)」を開業
1932年:「東京宝塚劇場(のちの東宝)」を創設、社長に就任
1937年:「東宝映画(のちの東宝)」を設立
1940年:第二次近衛内閣の商工大臣に就任
1951年:東宝社長に就任

他にも事業を興していたそうで、「すごい」偉業を成し遂げた方です。

プロフィールまとめ

小林一三は、1873年に山梨県韮崎市で誕生。
慶應義塾卒業後、三井銀行で勤務。
銀行員時代に事業の面白さに目覚め、1907年に箕面有馬電気軌道(現・阪急宝塚線・箕面線)を創立。
電車と住宅開発を結びつける独自の発想で成功。
神戸線開通後、阪神急行電鉄と改名。
阪急百貨店も開業し、宝塚歌劇や阪急ブレーブス、東宝の設立など多岐にわたる事業を成功させた。
一三のビジネスモデルは他の事業者にも影響を与え、東京電力の経営も立て直し、商工大臣や戦災復興院総裁に。
また、俳句や茶の湯を通じて文化人としても交流し、1957年に84歳で逝去。
彼の提案や精神は阪急阪神東宝グループで受け継がれ、社会・文化事業は今も発展中。

小林一三さんの生誕150年を記念する催しが行われす。

生誕150年展 小林一三 ~ 東京で大活躍!
「宝塚歌劇・東宝を創った男」
会期: 2023年10月7日(土)~11月5日(日)
会場:日比谷シャンテ3階 特設スペース

らんまんで小林一三役を演じた海宝直人さんについてはこちら>>

小林一三の家系図がすごい

小林一三さんの家系図を辿ると松岡修造さんが曾孫であると判明しました。

実業家、タカラジェンヌだらけで、華麗なる一族です!

小林一三・松岡修造家系図
※相関図画像の転載・引用はいかなる場合も禁止します

本当に華麗な経歴な人ばかり!

三代目JSB岩田剛典と遠いですが、サントリー家繋がりの遠縁にあたります。

松岡 修造について

松岡 修造(まつおか しゅうぞう)
生年月日:1967年〈昭和42年〉11月6日 
身長:188cm
出身地:東京都
慶應義塾幼稚舎
慶應高校から高校テニス界の名門校として知られていた福岡県の柳川高等学校への転校
1986年:プロのテニスプレイヤーへ
1998年2月:元テレビ東京アナウンサーの田口惠美子と結婚・子供:1男2女
1998年(30歳):引退(「卒業」という表現)

妻・田口惠美子さん


田口 惠美子
(たぐち えみこ)
本名:松岡 惠美子(まつおか えみこ)
生年月日:1966年2月2日 
出身地:東京都
学歴:日本女子大学附属中学校・高等学校を経て、日本女子大学文学部英文学科卒業
ハーバード大学教育大学院メディア専攻修士課程修了
1991年〜1997年12月:テレビ東京・報道局経済報道部記者として入社し、後にアナウンサーとなる
1998年2月:松岡修造と結婚
子供:1男2女

娘・松岡恵さん

松岡修造さんの長女は、現役タカラジェンヌの松岡恵さんです。

松岡恵(まつおか めぐみ)・稀惺かずと

  • 本名 松岡恵(まつおか めぐみ)
  • 芸名:稀惺かずと(きしょう かずと)
  • 生年月日 1999年5月22日(24歳)
  • 身長:169cm
  • 2017年:日本女子大学付属高等学校から宝塚音楽学校に入学
  • 2019年:宝塚歌劇団に105期生として入団(入団時の成績は11番)
  • 2019年4月:宙組公演「オーシャンズ11」で初舞台
  • その後、星組に配属(男役)

恵さんはさわやかな雰囲気で、お父さん(修造さん)と似てますね。男役も似合いそうです。

「らんまん」小林一三役の海宝 直人さんはどんな俳優?

NHK連続テレビ小説「らんまん」で小林一三役を演じる海宝 直人さんはイケメン、ミュージカル俳優です。

らんまんでは、銀行員だが、のちに鉄道事業などを手がける大物実業家となる。寿恵子が開いた店に客として訪れる。

海宝 直人(かいほう なおと)プロフィール
ミュージカル俳優・歌手・声優・ロックバンド「CYANOTYPE シアノタイプ」のボーカル

  • 海宝 直人(かいほう なおと)
  • 1988年7月4日 (35歳)
  • 出身地:千葉県
  • 身長176cm
  • 血液型:A型
  • デビュー(7歳):劇団四季ミュージカル『美女と野獣』(1996年-1998年)のチップ役
  • 事務所:オフィスストンプ
  • 兄弟:海宝あかね(姉)劇団四季所属のミュージカル俳優
  • 趣味:ピアノ、ギター、絵を描く、マジック 

「エール」にも出演していた!

2020年NHK連続テレビ小説「エール」にてオペラ歌手・伊藤幸造役で圧倒的な歌唱力を披露していました。

正統派イケメンで、今後テレビドラマで活躍する予感がします!

まとめ

小林一三さんは、鉄道から娯楽施設まで事業を展開し成功させた偉大なる実業家です。

日本の経済発展に大きく寄与した先駆者といえます。

そして華麗なる一族!ですね。

らんまんで小林一三役を演じた海宝直人さんについてはこちら>>

「らんまん」出演の元宝塚の華 優希さんについてはこちら>>

目次