【図解解説】ジャニーズ新会社の”エージェント契約”って?新会社名決定

ジャニーズ事務所のタレントは新会社STARTO ENTERTAINMENTタレントとの契約スタイルが変わります。

今まで通りのマネジメント契約とエージェント契約の2択となりました。

エージェント契約とは今までとどのような違いがあるのか、分かりやすい図解で説明します。

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目次

”エージェント契約”とはどういう契約なのか?

芸能界で活動するにあたり、以下の契約体制でタレントは活動を行っています。

エージェント契約
マネジメント契約

また個人事務所を設立し、自分でエージェント活動をされているタレントもいます。

・独立し個人事務所を設立

欧米では、ほとんどの俳優タレントはエージェント契約をしていて、日本のタレントはマネジメント契約の場合が多いようです。

エージェント契約とマネジメント契約の違いについて説明します。

2023年12月8日、新会社名決定!

旧ジャニーズ事務所の「SMILE-UP.」(スマイルアップ)に所属していたタレントのマネジメントおよび育成業務を行う新会社

新会社名:STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテインメント)
代表取締役CEO:福田淳
取締役COO:井ノ原快彦
社名の意味:「STAR(スター)と(未来へ向かう)」

企業の反応と海外の反応はこちら>>

エージェント契約

今後のジャニーズの新会社は「エージェント会社」となります。但しマネジメント契約もできるようです。

基本的にエージェント会社は、タレントの仕事を取ってくるだけとなり、マネージメント業務はタレント個人が行います。

タレントのエージェント契約についての図(C)エンタメファミリー

※エージェント会社とタレントとの契約により全てがこのスタイルではありません

エージェント会社:
・タレントの「営業」「交渉」を行う
・タレントから報酬の手数料を受け取る

タレント:
・ギャラ(報酬)から手数料をエージェント会社に支払う
・タレント自ら、マネージャーやヘアメイク、弁護士など雇う

「タレントがエージェントを選び、雇うというスタイル」

タレントのメリット:
・ギャラの取り分が多い
・自分の好きな仕事、スケジュールを調整できる
・エージェントと対等の立場になれる

タレントのデメリット:
・タレントの責任範囲が多くなる
・自身でマネージャーなどを雇う必要がある
・トラブルなどを自身で解決する必要がある(リスク管理が必要)

速報:木村拓哉さんは新会社とエージェント契約する方向

ジャニーズの新会社は、2つの形態で契約を用意しているようです。
1. エージェント契約を結ぶ
・タレント個人やグループが設立する会社と個別にエージェント契約を結ぶ

2. 新会社に所属しマネジメント契約
・今までのような所属タレントとして契約

東山社長のコメント:
「会社に委ねたり縛られることなく、タレント自らが活動の方向性に応じて、自分自身で活躍の場を求めることになる」
「これまで培ったプロデュース機能やマネジメント機能を活用して、お互いの知恵を出しながら活動を最大限サポートしていきたい」

特に若手はエージェント契約ではなくマネジメント契約するケースが多そうですね。

2021年に設立された「株式会社TOKIO」は、既にジャニーズ事務所とエージェント契約している形になるので、他のメンバー、グループも同じようなスタイルになるのかと思います。

今後は「実力主義」となり、タレント自身の力が問われそうですね。

エージェント会社の手数料とは?

欧米ではエージェントの手数料は10%と言われている
※日本ではもう少し手数料が高い場合もある(20-30%)

今回の新会社は契約の仕方で手数料の利率は異なると思います。
タレントの報酬自体はアップすると思いますが、タレント自身が支払う額も多くなります(マナージャー費用など)

欧米のエージェントについて
エージェントは出演交渉をしてブッキングさせることが仕事で、マネージャー業などは行わない。
・タレントはエージェントと契約し、所属という形態ではないので、マネージャーやPR担当は個人で雇い契約する
・エージェントの報酬額の10%、マネージャーやPR担当などはタレントが支払う必要がある

渡辺直美さんはアメリカでは2つの大手エージェントとエージェント契約をしています。

YoshikiさんがX(元ツイッター)でエージェント契約について投稿をしています

「日本に到着してから少しだけニュース見たけど、 業界、大変だね。。」として
「自分は、米国の #エージェント WME と 全世界契約を結んでいます。#マネジメント は国によって違います。」
「アメリカでは、それぞれ別々で #エージェント は #マネジメント 業務はできません。 (利益相反になるため)。」

マネジメント契約

マネジメント会社は、所属タレントの仕事、売り込み、マネージャーなど全ての業務を行います。

タレントのマネジメント契約についての図(C)エンタメファミリー

マネジメント会社:
・タレントの「営業」「交渉」だけでなく、マネージャー業務、仕事の管理を全て行う
・タレントの育成や仕事の方針も決める
・タレントへの報酬を支払う(給料制の場合もある)

「マネジメント会社はタレントを抱え込む」(リスク対応も全て含めて抱え込む)

タレント:
・マネジメント会社に所属し、仕事及びリスク管理も全てマネジメント会社が行う
・タレントはマネジメント会社から報酬を受け取る(給料制の場合もある)

タレントのメリット:
・芸能活動に集中できる
・マネジメント会社がマネージャーなど全て管理してくれる
・トラブルなども対応してくれる

タレントのデメリット:
・タレントのギャラの取り分が少ない
・好きな仕事やスケジュール調整ができない(マネジメント会社が管理)
・マネジメント会社とやや対等ではない立場(雇われ)の状態

若手などは仕事の管理をしてもらう方がいい場合もありますが、マネジメント会社がタレントを抱え込むということになり、上下関係がはっきりしてします。

以前はマネジメント契約(事務所所属)がほとんどでしたが、現在はエージェント契約を結ぶタレントが増えているようです。

独立し個人事務所を設立

独立して個人事務所を設立する方も増えています。

元ジャニーズで個人事務所を設立したタレントは、山下智久さん・中居正広さんがいます。

中居正広:2020年4月1日「株式会社のんびりなかい」設立
山下智久:2020年12月23日「株式会社HIGH HOPE ENTERTAINMENT」設立

二宮和也さんがファンクラブの向けサイトにて独立を公表しました。

10月24日より「事務所から独立し個人で活動していく」
「嵐が再開をする時はメンバーとして活動を一緒にやっていく」

独立の経緯

1回目の会見以降の気持ち:
自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めました」

2回目の会見以降の気持ち
自分の将来については自分自身で決めていかなきゃいけないし、でも仕事は走っていっているっていう中で一旦落ち着いて物事を俯瞰で見て考えていた時にやっぱりちゃんとしようと」

結論:
10月24日より事務所から独立し個人で活動していく
「やっぱり自分の人生として、自分が自分らしく
「一つ一つの仕事に向きあい また自分の人生を歩んでいく
「嵐がなくなるんじゃないかとか、不安に思われる方もいらっしゃるかとは思いますけども、僕は明日からも嵐です。嵐がある以上、嵐なので、それは安心していただきたいです」

事務所からは独立しますが、「嵐」としてのメンバーであると強調しています。

疑問:「ジャにのチャンネル」今後どうなるの?

  • Youtubeの「ジャにのチャンネル」
  • メンバー:二宮和也、中丸雄一(KAT-TUN)、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、菊池風磨(Sexy Zone)
  • チャンネル登録数:418万人
  • 10月4日の動画投稿で「一定期間休みます」「名前変えます」ということになっている

「独立しても集まれる」と継続したい意思がありそう

10月4日の「ジャにのちゃんねる」↓

二宮和也さんが「独立」のことを語ってます(07:30くらいから)
「独立した人とエージェント契約した人と組んでやっていいのか?」
「見る側の人たちが違和感がなければ集まれる」
→「独立しても集まれる」と継続したい意思を感じられます!

Youtubeは、続けて欲しいです!

まだどうなるかは不確定ですが、動きがあれば更新します!

岡田准一さん

岡田准一さん
2023年11月30日付けでジャニーズ事務所を退所することになりました。
今後、個人事務所を設立するのか、あるいは別の事務所に所属するのか動向に注目です。

また、P&Gのスポンサー契約が直接個人となったことにより、生田斗真、菊池風磨などは個人事務所を設立する可能性もありそうです。

企業の反応などはこちら>>

「藤井貴彦アナは岡田准一退所ニュースで号泣は誤報」についてはこちら>>

TOBEはエージェント会社なの?

滝沢秀明さんが設立した株式会社TOBEですが、エージェント会社なのか、マネジメントまで行うのか??

TOBEの所属タレントについては、エージェント契約が多いようです。

TOBE: 2023年3月21日「株式会社TOBE(トゥービー)」設立
代表取締役:滝沢秀明
本社所在地:東京都八王子市新町2-4
所属タレント:
・三宅健・北山宏光・平野紫耀 ・神宮寺勇太・IMP.・大東立樹

平野紫耀、神宮寺勇太は個人事務所を設立しているので、TOBEとはエージェント契約しているようです。

平野紫耀:2023年7月7日「株式会社紫耀(しょう)」を設立
神宮寺勇太:2023年7月7日「株式会社AMY(エイミー)」を設立

二人の事務所の共通点:設立日、本社所在地が同じ
本社所在地:愛知県名古屋市西区花原町187番地

名古屋といえば平野紫耀さんの実家があるところですね。

岸優太さん個人事務所立ち上げ

2023年9月30日にジャニーズ事務所を退所した岸優太さんが個人事務所を立ち上げました。

岸優太:個人事務所「株式会社KCC」を2023年10月2日に設立
・会社名:株式会社KCC(ケーシーシー)
・2023年10月6日法人登記
・所在地:名古屋市西区花原区187番地

注目:株式会社KCCの所在地は、平野紫耀・神宮寺勇太と同じ住所!

TOBE合流の可能性大ですね!

今後ジャニーズから「TOBE」への移籍も増えそうですが、
村上信五さんは10/3の日本テレビ「午前0時の森」(生放送)で笑顔で否定していたようです。

村上信五さんのコメント
俺らは絶対、ありません。TOBEはないですね」
「多分ですけど、向こうもイヤがるでしょう、俺を預かるの。こんなタイプの嫌われるでしょ」
「タッキー、TOBE行ってから俺に何のオファーもないですもん…。ということは、ですよ。答え出てますよ」

村上信五さんが会社員になった件はこちら>>

村上信五さんは個人でも動けるスキルはありそうですね!

エージェント契約について世間の反応

エージェント契約に対する反応は、「実力主義」で「本物」が問われるということで、今までのような忖度出演などがなくなり、前向きな反応が多いです。

「エージェント契約とは、営業や交渉など、仕事を獲得する上での業務を代行するもので、それ以外の業務は全てタレント自身で責任を持って行わなくてはなりません。新体制になり、各グループやタレントの営業に回せる手も時間も足りない現状の中で、ある程度自らのタレント力のみで勝負しなければなりませんし、グループの場合は、メンバー間で方向性を決め、足並みを揃えることが求められ、さらにセルフプロデュース力がなければ生き残りは厳しくなることが予想されます」(芸能事務所関係者)

Yahoo newsより

いまジャニーズに所属しているタレントたちは、従来のエージェント契約ではかなり苦戦すると思われます。いままで、ジャニーズという巨艦でマスメディアの忖度?事務所の圧力?の庇護がなければ今までのようなわけにはいかないだろうと容易に想像できる。まぁ、これからが本当の意味での実力が試される正念場だから、それぞれ頑張ってください。

今まで、何でこの人ここまでもてはやされる?みたいな理由が今回の事ではっきりと分かった。みんな実力主義になればいい。世間から必要とされる人が残っていく。そのために努力を重ねる。それがアーティストの本質なのでは。移籍した人達が輝いているのは切磋琢磨してきたから。

今迄、ジャニーズ事務所のバックで活躍した人も、本当に実力があれば大丈夫だと思います。忖度で、出ていた人は淘汰されるでしょう。ジャニーズ事務所に悔しい思いをした他社のタレントも大勢いるのではないかと思います。視聴者の見る目は正直です。 これからは、他の芸能事務所と正々堂々と渡りあって欲しいと思います。

無条件で新会社とエージェント契約を約束するということもないだろうし、あぶれる人は出るだろうな。 しかも、他社との競争で下駄履かせてもらってた側面は当然ある。新社長、副社長が圧力をかける事はないだろうが、これまでのように、待ってれば仕事が来る様な事はない筈。

無駄なバーター的なものがなくなるんでしようかね。 全て実力で勝ち取ってマネージャーも自分のお金で雇って。やりがいは倍増だろうけど大きな後ろ盾がないから忖度されなくなる。 勝ち残る人は才能溢れる人だろうね。 楽しみです。

つまりタレントの実力主義になる。木村拓哉さんみたいにお膳立てをしてもらって売り出しているタレントにとっては正念場

所属していたタレントは、もう巨大な後ろ楯がなくなるのだから、本人のタレント性が試されていくのでしょう。埋もれてしまう方もたくさん出てくるでしょうね

また、元ジャニーズのタレントが新しいエージェント会社と契約するのか、分かり次第更新します!

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