実力派俳優として多くの映画やドラマで活躍しているイケメン俳優の加瀬亮さん。
最近では朝ドラ「あんぱん」での父親役でも注目を集めていますが、実は加瀬さんの家族構成がとても興味深いんです!
今回は、加瀬亮さんの家族について家系図付きで詳しくご紹介していきます。
加瀬亮の家族構成・家系図
加瀬亮は、父親・母親・本人・弟の4人家族
加瀬亮さんの家族構成は一見、シンプルな家庭を想像しますが・・・詳しく見ていきましょう!
続柄 | 名前 | 職業など |
父 | 加瀬豊 | 「双日株式会社」元代表取締役 現在は双日特別顧問 |
母 | 名前非公表 | 一般人 |
本人 | 加瀬亮 | 俳優 |
弟 | 名前非公表 | 一般人 |
加瀬亮の家系図

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加瀬亮の実家は?
加瀬亮さんの実家は神奈川県横浜市にあります。
父親の加瀬豊さんが総合商社の双日で会長まで務めた超エリートということもあり、実家はかなり裕福な環境だったようです。
加瀬亮さん自身は生後まもなく父親の仕事の都合でアメリカに渡り、7歳まではワシントン州ベルビュー市で過ごしたという帰国子女でもあります。
実家はお金持ち?
実家がお金持ちなのかどうかについては、父親が東京大学経済学部を卒業後、総合商社大手の日商岩井(現・双日)に入社し、最終的には代表取締役会長まで上り詰めたという経歴を考えると、かなり裕福な家庭環境だったことは間違いないでしょ。
ただし、名家の出身というわけではなく、父親が叩き上げで成功した一代限りの成功者という背景があります。

加瀬さんが超名門商社の御曹司だったなんて驚きです!
加瀬亮のプロフィール


加瀬亮(かせ りょう)
生年月日:1974年11月9日
年齢:50歳
出身地:神奈川県横浜市
7歳までアメリカで生活・帰国子女
身長:174cm
血液型:B型
学歴:中央大学商学部 中退
1998年:芸能事務所「アノレ(現ADONIS A)」所属
2000年:映画「五条霊戦記」でスクリーンデビュー
2009年:ドラマ「ありふれた奇跡」で連ドラ初出演
2018年:個人事務所「RYO KASE OFFICE」を設立
加瀬さんは大学時代、先輩の出ている舞台に誘われ、生まれて初めて見た芝居の面白さに惹かれます。
ですが学業と演技の両立が難しくなってしまい、加瀬さんは大学卒業前に「役者になる」と父親に告げます。
これに父親は猛反対。喧嘩の末に加瀬さんは大学を中退し家を飛び出します。
その後は俳優・浅野忠信さんへ憧れ、所属事務所「アノレ(現ADONIS A)」に手紙を送り1998年に所属しました。
浅野さんの付き人からスタートし、1年後には「バトル・ロワイアル」等の現場に制作スタッフとして参加します。
2000年に映画「五条霊戦記」でスクリーンデビュー以降は、映画を中心に活動をします。
2004年に映画「アンテナ」で初主演、2005年以降は海外映画にも多数出演するようになりました。
2007年映画「それでも僕はやってない」では痴漢冤罪を訴える主人公を演じ、ブルーリボン賞・キネマ旬報などの多数の映画賞を受賞しました。
「それでもボクはやってない」の周防正行監督は、主人公のフリーター役に加瀬さんがピッタリだったそうで、加瀬さんを中心に脚本を変えたり周りの役者のキャスティングをされたそうです。


2010年のドラマ「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」は戸田恵梨香さんとW主演。
映画は2部作公開され、2012年公開の「劇場版 SPEC〜天〜」は加瀬さんのそれまでの主演映画としては最大のヒット作となりました。
ちなみに加瀬さんは2020年9月に行われた「坊主頭が似合う俳優ランキング」で1位を獲得しています。
市川海老蔵(現・市川團十郎)さんや市原隼人さんを凌いでの1位で、SPECの影響は大きかったようですね。


2010年に出演した北野武監督の映画「アウトレイジ」では期待以上の演技力で出演シーンも大幅アップしたとか!
北野監督は加瀬さんの演技を絶賛したそうです。
同じく北野監督の2023年の映画「首」で加瀬さんは織田信長を演じています。
KADOKAWA映画の公式YouTubeのキャラクター紹介ではイっちゃってる天下人・織田信長と紹介されています。
YouTubeのコメント一部抜粋
「映画観終わってるけど、狂った加瀬亮最高すぎて予告みてしまう」
「この役者さんの見る目が変わった! 凄まじかった」
「加瀬亮が信長役の大河ドラマ見たくなるぐらい、凄い演技でした。適役過ぎる!」
加瀬さんの凄いところは、地道に下積みをつんで認知度を高めていったところでしょう。
浅野忠信さんに対して憧れだけで終わらず、付き人から始め、演技に必要な要素を自分の中にしっかり落とし込んでいったと思われます。
加瀬さんはCNNの「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人」の一人に選ばれたこともあります。
バラエティ番組でもあまり見かけないため、日々映画や演技に対する学びを深めているのかなと想像します。
そんな加瀬さんの映画に対する思い入れは強く、「パーソナルな映画」を大切にしたいと語っていたそうです。



「パーソナルな映画」とは、観客に勇気を与えたり人生について考えさせられる力を持つ映画のことを言うらしいです。
素敵ですよね〜!
映画
- 2004年:アンテナ/荻原祐一郎
- 2005年:パッチギ/野口ヒデト
- 2007年:それでもボクはやってない/金子徹平
- 2009年:重力ピエロ/奥野泉水
- 2010年:おとうと/長田亨
- 2012年:アウトレイジ ビヨンド/石原秀人
- 2013年:はじまりのみち/木下惠介
- 2017年:ムーンライト下落合/長田 役
- 2003年:首/織田信長
海外映画
- 2006年アメリカ:硫黄島からの手紙/清水洋一
- 2011年アメリカ:永遠の僕たち/ヒロシ
- 2012年フランス:ライク・サムワン・イン・ラブ/ノリアキ
- 2014年韓国:自由が丘で/モリ
テレビドラマ
- 2009年:ありふれた奇跡/田崎翔太
- 2010年:SPEC/瀬文焚流
- 2025年:あんぱん/朝田結太郎
サントリーの角瓶のCM
加瀬亮さんといえば、サントリーの角瓶のCMですよね!
※田中圭さんの出演は取りやめになりました(2025年5月13日)



井川遥さんと『ウイスキーが、お好きでしょ』の曲に加瀬亮さんは合いますね〜
結婚はしている?
加瀬さんは2025年現在まで、結婚したという情報はありません。
過去には女優の市川実日子さんや戸田恵梨香さんとの熱愛が報じられたこともありましたが、結婚には至っておりません。
加瀬亮と熱愛報道された女優
・市川実日子→2007年ソフトバンクのCMで共演。2008年に熱愛報道。2016年に破局。
・戸田恵梨香→2010年にドラマ「SPEC」で共演。2016年5月に熱愛報道。同年8月に破局。



特に市川実日子さんとの報道はファンの間で「お似合いだ」と話題になっていたそうです!
共演したソフトバンクのCMに胸キュンしたファンも多かったと思います。
お互い独身のため、今後ヨリを戻す可能性もあったりして・・?
加瀬亮の父
加瀬亮さんの父親は、双日株式会社で社長を務めていた加瀬豊さんです。


加瀬亮の父親
- 名前:加瀬豊(かせ ゆたか)
- 出身地:千葉県
- 生年月日:1947年2月19日
- 年齢:78歳
- 学歴:埼玉県立浦和高校、東京大学経済学部卒業
- 職歴:日商岩井(現・双日)入社、双日代表取締役社長・会長歴任
- 現在:双日特別顧問、アステラス製薬社外取締役など
加瀬豊さんは、まさに絵に描いたようなエリートコースを歩んだ人物です。
全国でも屈指の進学校である埼玉県立浦和高校から東京大学経済学部に進学し、卒業後の1970年に総合商社大手の日商岩井(現・双日株式会社)に入社しました。
- 1970年 – 東京大学経済学部卒業後、日商岩井入社
- 1992年11月 – 日商岩井ニュージーランド会社社長兼オークランド店長
- 2003年4月 – 日商岩井取締役常務執行役員
- 2005年10月 – 双日代表取締役副社長執行役員
- 2007年4月 – 双日代表取締役社長
- 2012年4月 – 双日代表取締役会長
- 2017年7月 – 双日特別顧問



見事なまでのエリートコース!
目標に向かって努力を継続されたと思います。
その道程は役者という夢を選んだ息子・亮さんと似ているような・・?
父・豊さんはアメリカ合衆国ワシントン州ベルビューの勤務を経て、1986年に人事部に異動します。
すると父・豊さんは会社の縁故採用(コネ採用)を原則廃止!実力主義の人材登用を行いました。
商社業界の改革者と言われ、企業内外の評価も高まったそうです。
また、ナイキのフィリップ・ナイト社長とはアメリカ時代に人脈を持ち、個人的にも仲がいいとか。
1998年に日商岩井(現・双日)の経営危機の際、フィリップ社長との関係が役立ち、アドバイスを得て危機を乗り越えたこともあったそうです。
2025年の父の日には、有名人のすごい父親の一人として話題になっていました。



1980年代当時は、実力主義に対して反対意見もかなり多かったのではないでしょうか・・?
実力主義の考えは、社員のモチベーションも上がりそうですね!
父とのエピソード
芝居の面白さに目覚め、役者になることを決めた息子・亮さん。それに猛反対した父・豊さんのやり取りを紹介します。



大学を中退して役者になりたい
大学卒業前の突然の宣言に父・豊さんは猛反対。大喧嘩に発展したそうです。



大学を卒業してからでいいじゃないか
正直、父・豊さんの言うことはもっともだと感じます。
ですが息子・亮さんは頑なに意思を曲げません。



今しかない



だったら、会社員には絶対ならないと一札を入れろ!
すると翌日、息子・亮さんはレポート用紙に決意を書き、持参したそうです。
・会社員には絶対になりません
・人々に感動を与えることのできる俳優になります
この出来事をきっかけに二人は疎遠になってしまったそうです。



二人のやり取りは、お互いの強い意志と、なんだか深い愛情が感じられますね・・。
父・豊さんは「やると決めたなら最後までやれ!」と伝えているように感じます。
2013年時点のインタビューでは、息子・亮さんは「家族とは年に1・2回会っている」と語っていたそうです。
父・豊さんとの現時点での関わりは分かりませんが、息子・亮さんは両親に対してお互いちょうどいい関係としているそうです。



お互いちょうどいい関係。今は両親も安心しているのでは?
ちなみに父・豊さんは2012年のインタビューによると、息子・亮さんが出演している作品はあまり観ていないと語っています。



あまり、と言うことは少しは観ていると期待してもいいでしょうか。
忙しくて観られないのかもしれませんね!
息子・亮さんは2025年4月から始まったNHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演、主人公の父親朝田結太郎を演じました。
職業は奇しくも父・豊さんと同じ「商社マン」でした。



結太郎さんの出演はわずか4話まで・・・
すごく優しい父親だったんですよぉ
加瀬豊の母
加瀬豊さんの母親は一般の方で名前や生年月日、職業などは公開されていません。
加瀬豊の母親
- 名前:非公表
- 非公開(一般人のため)
- 性格:明るくサバサバした性格
- 子育て方針:細かく干渉せず、見守るタイプ
- 息子・亮さんとの関係:とても良好
母親について、息子・亮さん自身が語るところによると「明るくてサバサバした性格」の方。
子供に対しても細かく干渉はしないタイプで、息子・亮さんは自由な子供時代を送ることができたそうです。



厳格なイメージの父・豊さんとの相性も良さそう!
バランスの取れた夫婦関係なのかなと想像します!
母とのエピソード
父・豊さんと疎遠になった時期は、代わりに母親が息子・亮さんに時々電話をかけてきてくれたそうです。
母親は「役者で食べていけるの?」と心配しながらも、それ以上は口にせず、息子・亮さんの選択を静かに見守ってくれていたそうです。
映画「はじまりのみち」で母を理解
「二十四の瞳」(1954)、「喜びも悲しみも幾年月」(57)、「楢山節考」(58)など数々の名作を残した日本を代表する映画監督・木下惠介の生誕100周年記念作品で、木下監督の若き日の姿を描いた人間ドラマ。戦中、脳溢血で倒れた母を疎開させるために2台のリヤカーに母と身の回りの品を積んで山越えをしたという実話を軸に、血気盛んな映画青年として軍部ににらまれ、松竹を一時離れるきっかけとなったエピソードなどを盛り込みながら、母子愛の物語を描き出す。アニメーション映画「カラフル」「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」などで高い評価を受ける原恵一監督が、自身初の実写映画に挑戦。木下惠介役に加瀬亮、母親たま役に田中裕子。
映画.comより
息子・亮さんは2013年に主演した映画「はじまりのみち」で、当時の母の心境がわかった気がすると語っていて、母親の深い愛情と理解を振り返っています。



母は、いろいろ言いたいことはあったんだろうけど、それ以上は口にしませんでした



息子・亮さんの決意を大切にした優しいお母さんですね!
母親は息子・亮さんにオダギリジョーさんのファンであることを明かし、サインをお願いしたことがあったそうです。
息子・亮さんの俳優人生に母親として悩み・葛藤があったと思いますが、お茶目な一面もある様子ですね!
ちなみに息子・亮さんとオダギリジョーさんは2005年の映画「スクラップ・ヘブン」で共演しています。


オダギリジョーさんは2000年に「仮面ライダークウガ」で特撮ドラマ初主演、息子・亮さんも同年に映画「五条霊戦記」でスクリーンデビュー。
活動の時期が少し似ていてお互い年齢も近いため、オダギリジョーさんに注目しているうちにファンになったのかなと想像します。



お母さんはオダギリさんのサインを無事貰えていたらいいですね!
加瀬亮の弟
加瀬亮さんの弟は一般の方で名前や生年月日、職業などは公開されていません。
加瀬亮の弟
- 名前:非公表
- 生年月日:加瀬亮さんの3歳年下(1977年頃生まれと推測)
- 職業:一般人(詳細非公開)
- 兄弟関係:現在は良好な関係
現在は父・豊さんの会社を継いでいるのでは?という噂もあるようですが、兄・亮さんからも弟のエピソードはほとんど語られていません。
弟とのエピソード
兄・亮さんが語るところによると、小さい頃は仲が良かった兄弟でしたが、中学・高校の頃によく喧嘩をするようになったそうです。
しかし、お互いに社会に出てからは対等に話せるようになり、むしろ自然な関係になったと語っていたそうです。



好きなところも嫌いなところもあるけど、家族なんだから仕方がない
兄・亮さんは2009年の映画「重力ピエロ」で岡田将生さんと共演。
亮さんが兄の泉水・岡田さんが弟の春を演じています。
そんな岡田さんがインタビューで、亮さんとの共演について尋ねられると、



生で見るとすごかったです。
お芝居が自然で、いつも優しい“兄貴”でいてくださいました
と語りました。
これについて亮さんは、照れくさそうに返します。



話半分で聞いてください(笑)。
僕は実際に3歳下の弟がいるんですが、いまの話を聞いたら首を横に振ると思います
優しい父、美しい母、2つ下の弟、春という幸せな家族に囲まれ泉水。やがて彼は、仙台の街で起きた連続放火事件に不審を抱き、謎を解明しようとする。真相に迫るうち、さまざまな謎が一つに絡み合っていく。
映画ナタリーより



もし弟さんが重力ピエロを見ていたら、兄・亮さんとの関係と照らし合わせるかもしれませんね!
きっと兄として優しいところもあったと思いますよ。
まとめ
【加瀬亮の家族構成】父は双日元社長で御曹司!実家はお金持ち!についてまとめました。
加瀬亮さんの家族について詳しく見てきましたが、とても興味深い家族構成だということが分かりました。
父親は総合商社の会長まで務めた超エリートでありながら、息子の俳優への道を最終的には理解し支えてくれた愛情深い人物です。
母親は明るくサバサバした性格で、息子を静かに見守る温かい存在。
3歳年下の弟とは、成長とともに関係性が変化しながらも、最終的には良好な兄弟関係を築いています。
加瀬さん自身は現在も独身を貫いており、結婚や子供についての話題は度々取り沙汰されますが、本人のペースで人生を歩んでいる様子が伺えます。
商社の御曹司という恵まれた環境に生まれながらも、自分の意志を貫いて俳優の道を選び、家族との関係も大切にしている加瀬さん。
これからも加瀬さんの活躍と、家族との温かい関係を見守っていきたいですね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。