渡辺直美ポッドキャストのシーズン1.エピソード12話を日本語に翻訳しました。
直美さんとご近所のブルックリン在住の映像ディレクターとのガチトーク
渡辺直美ポットキャスト【Naomi Takes Amarica】とは
毎回ゲストのネイティブ(主にアメリカ人)とフリートークし、アメリカのカルチャーや英語についてなど、全て英語で話すトーク番組です。
・台本無しの全編英語
・毎週木曜日配信(不定期になることもある)
・20-30分 Spotifyで配信
渡辺直美ポッドキャスト シーズン1.エピソード 12話 日本語訳
元々の英語が話し言葉なので途切れたり、英語の表現で少しわかりづらいところもあります。日本語への言い回しを少し変えたり省略したりしています。意味不明な箇所が多々あるかと思いますが、全体を通して理解して頂ければと思います!
ヘンテコな文章があってもご了承くださいませ〜
Spotifyの文字起こし機能(英文)はエピソード4からありますが、自動文字起こしなので多少正確さは欠きます。
シーズン1.エピソード12 Spicy Words w/Mr. Sexy Voice
シーズン1.エピソード12 トークテーマ
・オーストラリア、アメリカのダーティワードの違いや、コメディスタイルの違い
・ニューヨークに暮らすこと
0:45秒くらいからスタート
Naomi 今日のゲストは? ようこそ、お名前は?
ゲスト(Henry) Henryです。
Naomi どちらにお住まいですか?
ゲスト(Henry) ニューヨークのブルックリンです。多分Naomiさんと近いと思います。
Naomi ナイス!ご職業は?
ゲスト(Henry) 映像を制作してます。シンガー、アーティストのドキュメンタリーを制作していて、コメディアンとも仕事をしてます。なので、Naomiさんと会いたかったです。
Naomi 映像のディレクターなんですね?
ゲスト(Henry) 映像ディレクター、プロデューサーとか全てやってます。
Naomi すごいかっこいい。この番組にはどうして来てくれたんですか?
ゲスト(Henry) Naomiさんの大ファンで、クィア・アイの日本版を見たんです。友達からNaomiさんのポットキャストのことを聞いて出演しようと思いました。
Naomi ありがとう!
ゲスト(Henry) ポッドキャストはすごく面白いよ。
Naomi 本当? でも80%くらいはエロい話や汚い言葉を使ってるけど、大丈夫?
ゲスト(Henry) もちろん、アメリカ人が使っていない言葉で、オーストラリア人が使っている汚い言葉を教えるよ。
Naomi アメリカとオーストラリアでは汚い言葉は違いますか?
ゲスト(Henry) 違いのはありますよ。アメリカで使われているか分からないけど、「Cワード」はアメリカ人はあまり好きじゃないと思うけど、オーストラリア人はよく使っているけど。
Naomi 「Cワード」って何?
ゲスト(Henry) (笑)墓穴を掘ってしまった・・・
Sheena スペルを教えてあげる。
Naomi すごい悪い言葉なの?
ゲスト(Henry) アメリカではすごい悪い言葉だけど、オーストラリアでは普通によく使っている言葉なんだ。
Naomi ポピュラーな言葉なんだ。どういう意味なの?
ゲスト(Henry) プッシーみたいな感じ。
Naomi プッシーはOKだけど、Cワードはアメリカではダメなの?
ゲスト(Henry) アメリカではFワードより悪いと思う。 きわどい言葉(Spicy)だよ。
Naomi スパイシーってナイスだね。スパイシーワードってことだね。今日学びがあった〜
アメリカでの夢ってなんですか?
ゲスト(Henry) 今やっていることで夢がかなった部分はあります。好きなシンガーやアーティストのドキュメントを制作したり。収録では、彼らにどうやって仕事をしているかをインタビューしたり。
Naomi いいですね!
ゲスト(Henry) でもオーストラリアで仕事するのとアメリカで仕事するのは少し違ってくる。
Naomi いつニューヨークに来たんですか?
ゲスト(Henry) 2019年にニューヨークに来ました。
Naomi コロナの前ですね。全て変わりましたよね。
ゲスト(Henry) そうですね。全て変わりました。
Naomi Henryの声ってすごくセクシー!
ゲスト(Henry) 本当?
Naomi ディープサウンドでセクシーですよ。
ゲスト(Henry) 今まで言われたことないよ。ありがとう。いつもはカメラの後ろにいるから、喋っていることを聞いているからね。 だから、今日の喋る側でいつもと違うんだ。
Naomi マレーシアで生まれて、オーストラリアで育って、今はニューヨークですよね。3つの国を知ってるってことだけど、コメディのスタイルはそれぞれの国でどんな違いがありますか?
ゲスト(Henry) マレーシアは9歳の時に離れているからあまり分からないけど、オーストラリアのコメディはなんというか巧妙というか、考えが深いという感じで。
アメリカだとコメディは明らかではっきりした感じだけど、オーストラリアは、イギリスやヨーロッパのスタイルなんだ。
オーストラリアのコメディアンの友達がいるんだけど、アメリカに来て少しスタイルが変わったよ。
Naomi アメリカのコメディは好きですか?
ゲスト(Henry) 好きですよ。
Naomi アメリカの好きなコメディアンはいますか?
ゲスト(Henry) デイリーショー(The Daily Show)に出演しているトレバー・ノア(Trevor Noah)と、ロニー・チェン(Ronny chang )です。ロニーはNetflixのスタンドアップにも出てます。
Naomi Netflixで見たことある。
ゲスト(Henry) ロニーは私と同じように、マレーシア出身で、オーストラリアでコメディアンとしてスタートして、現在ニューヨークにいる。
Naomi 同じアジア人ですよね。
ゲスト(Henry) アメリカでアジア人のコメディアンが活躍しているのっていいよね。
Naomi アジア人コメディアンで活躍しているなんて、彼は夢が叶ってますね。
ゲスト(Henry) Naomiは、スタンドアップコメディをやってみたいの?
Naomi 挑戦してみたい。
ゲスト(Henry) ニューヨークで?
Naomi ニューヨークとシカゴで。でもスタンドアップコメディはやったことないの。日本のスタイルではないから。
ゲスト(Henry) どう違うの?
Naomi 日本のコメディは、二人でやることが多い。二人のスタイルは「漫才」と言って、二人とも喋るの。スタンドアップコメディの二人のバージョンって感じ。
ゲスト(Henry) 二人なんだね。
Naomi でも私みたいな一人の場合もあるけど、スケッチコメディが多い。歌ったり、踊ったり、喋ったり。
でもスタンドアップコメディは日本では、すこしニッチ(niche)なスタイルです。
ここでの「niche(ニッチ)」とは隙間とかマニアックのような意味
ゲスト(Henry) ニッチ(niche)って言葉好きだよ。ボキャブラリーがすごいね。
Naomi 昔から「落語」というコメディがあって、スタンドアップコメディに似ている。だけどスタンディングではなく座っているスタイル。スタンドアップでなくて「シットダウンコメディ」だね。
ゲスト(Henry) やってみてよ。見てみたい。
Naomi 一緒に作りましょうよ。
ゲスト(Henry) いいね。やってみたいよ。
Naomi 私がスタンドアップコメディをして、Henryが収録するってどう?
ゲスト(Henry) いいね!
Naomi Henryは多くのカルチャーを知ってるよね。3カ国のカルチャーを。
ゲスト(Henry) でも、どの国にも属してないんだ。違う国に行くと他との違いを感じて、自分との違うを感じてしまう。
オーストラリアにいた時は、なんか馴染めなくて、どこかアメリカ人よりになってしまう。でもアメリカにいるときは、どこかオーストラリア人よりになってしまう。
Naomi わかる。 質問してもいいですか? ニューヨークに2019年に来たと思うけど、その時の感情ってどうでしたか?
ゲスト(Henry) すごく刺激的だった。ニューヨークの街を映画で見て育って、いつか住みたいと思っていた。
ついにニューヨークにやってきて、めちゃくちゃ嬉しかった。最初の日のアパートで、夜にキッチンのカウンターのライトを付けたら、ゴキブリが走り回っていたよ。だけどニューヨークだから気にしなかった。ここ(ニューヨーク)にいることは、エキサイティングだよ。
憧れていたニューヨークに住めて本当に幸せだと思う。
Naomi 私も! ニューヨークは毎日いろいろなことが起こるよね。
ゲスト(Henry) ニューヨークはなんでも起きるんだよ。
Naomi ニューヨークは人も多いし、物価も高いし、いろいろなことが起こるし、疲れることは無い?
ゲスト(Henry) それでもニューヨークは好きだよ。でもしばらくニューヨークに住んで思ったのは、少し離れる必要もあるかもと思った。自然に触れたり、少しゆっくりとした人生が必要な時もあるかと。
コロナで2年間、ニューヨークから出ていなかったから、少し気持ちが変わったよ。
だから、少し離れて、また戻ってきて、ニューヨークが好きなのかどうかわかるような気がする。
Naomi わかるわかる!Henryはすごくクールだね。
ゲスト(Henry) Naomiの方がもっとクールだよ。
Naomi どうしてニューヨークを選んだの? 映画とかはLAとかハリウッドとかもあると思うけど。
ゲスト(Henry) ニューヨークは色々なことが起こるから好きなんだ。すぐにどこにで行けるし。映画だけでなく音楽もファイナンス(経済)もバレー(舞踊)もある。
でもLAは移動するのが大変。アメリカで運転したくないし。それとLAは映画が主体だから、ダイバーシティじゃない。
だからニューヨークが好きなんだ。ドキュメントの映像制作をしているから、ニューヨークは新しいことが起こって、刺激を受けるし。
Naomi たしかに、ニューヨークはドキュメンタリーの街だよね。最後の質問だけど、もし私の映画と撮るとしたらどんなものかな?
ゲスト(Henry) Naomiのドキュメンタリーは作りたいね。もし作るとしたら、ニューヨークでコメディアン、俳優としてスタートするキャリアを追いかけて撮っていく感じにしたいね。そしてアメリカのスターになって、最初の映画のプレミアで披露する。
Naomi WOW, すごい。オスカーでショーを取ったら! 一緒に仕事しましょう。
近くに住んでいるし、ここのスタジオに来て。
ゲスト(Henry) もちろん、すぐに行けるよ。
Naomi 他に質問はありますか?
ゲスト(Henry) アメリカに来てから、どんな大きなチャレンジをしましたか?
Naomi 銀行の開設かな。すごく難しかった。クレジットカードを作ったり。
ゲスト(Henry) クレジットスコア?
Naomi そうそう。ニューヨークに来たときはクレジットスコアが0だったから。
日本にはお金はたくさんあるんだけど(笑)、ここに来たときはスコアが無いから、銀行を作るのとかすごく難しかった。
でも今は作れた。
ゲスト(Henry) おめでとう! 僕も同じ経験があるよ。
Naomi 今日はどうもありがとう!
ゲスト(Henry) こちらこそ。
Naomi またね!
トーク終了
トーク終了後:
Naomi: Henryは私と似ている。彼もアジア人でアメリカに来て、ドキュメンタリーの制作やディレクターもしていて大きな夢があってね。彼はすごくポジティブで、エネルギーをもらった。私のドキュメンタリー映画を作って欲しい。それにしても彼の声ってすごい良かったよね。
Sheena:アクセントもいいよね。
Naomi: そうそう、水のように身体に流れた感じ。すごくナチュラルだった。
時々ニューヨーカーと話すんだけど、みんなニューヨークに住んでるんだけど、異なるアクセントなんだよね。もちろんアメリカ出身、ニューヨーク出身じゃない人は多いんだけど、たまにこのアクセントって、水のようにナチュラルで、すごく速いアクセントがあるけど、どうしてなのかな?
Sheena :わからないけど、ニューヨークのアクセントは特長がある。ロングアイランドのアクセントもニューヨークアクセントだし。でも彼はオーストラリアやマレーシア、アメリカンのミックスで、すごくナイスだね。
Naomi: 彼のアクセントはすごくいいし、声がすごくいい〜。
私は彼の声が好きで、Sheenaは彼のアクセントが好きだってことだね。
水のようなアクセント・・の部分は意味が少し不明です(水のようなアクセントだから聞きやすいのか?)