自民党初の女性総裁として注目を集める高市早苗さん。
政治家のプライベートとはどのような生活なのか気になりますよね!
実は高市さん、政治一家ではない庶民的な家庭で育っています。
そんな高市早苗さんの家族構成や家系図を分かりやすく図解で解説します。
高市早苗の家族構成・家系図
高市早苗さんは、祖父・父親・母親・本人・弟の5人家族
高市早苗さんのは5人家族で、祖父・父・母・本人・弟という家族構成です。
現在は山本拓さんと再婚し、義理のお子さん3人の母となりました。
続柄 | 名前 | 職業・備考 |
---|---|---|
祖父 | 不明 | 母が世話をしていた |
父 | 高市大休 | 設備メーカー営業(2013年逝去) |
母 | 高市和子 | 奈良県警警察官(2018年逝去) |
本人 | 高市早苗 | 衆議院議員、自民党総裁 |
弟 | 高市知嗣 | 政治秘書 |
夫 | 山本拓 | 元衆議院議員 |
義理の娘・長女 | 涼子 | 一般人として生活 |
義理の息子・長男 | 山本健 | 福井議会議員 |
義理の娘・次女 | 杏子 | 一般人として生活 |
高市早苗の家系図

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高市早苗の実家は?
高市早苗さんの実家は、奈良県大和郡山市にあります。
出生は大阪ですが、生まれてすぐに奈良県へ引っ越しました。
小学3年生からは、奈良県橿原市で過ごしています。
実家は、奈良県大和郡山市
実家はお金持ち?
父親は設備メーカーの営業はサラリーマン、母親が奈良県警の警察官という共働きの家庭でした。
決して裕福ではなかったようですが、両親が真面目に働く堅実な家庭だったようです。
特に父親の大休さんは退職金を娘の選挙費用に提供するなど、高市さんの政治活動を全力でサポートしていました。
高市早苗のプロフィール

本名:高市早苗(たかいち さなえ)
生年月日:1961年3月7日
出身地:奈良県
学歴:神戸大学経営学部経営学科卒業(経営数学専攻)、松下政経塾卒塾
職歴:米国連邦議会Congressional Fellow、日本経済短期大学助手、テレビ朝日キャスター、近畿大学経済学部教授
趣味:ドラム演奏、ヘヴィメタル音楽鑑賞
高市早苗さんは、実に多彩なキャリア遍歴をお持ちです。
結婚歴
高市早苗さんは実は夫・山本拓さんと2度結婚・再婚をしています!
- 2004年:山本拓と結婚
- 2017年:山本拓と離婚
- 2021年:山本拓と再婚
学生時代
神戸大学では軽音楽部に所属し、ヘヴィーメタルバンドでドラムを担当していました。
学生時代は軽音学部でヘビーメタルバンドのドラムを担当。「ブラック・ボトム・ブラス・バンド」や「ディープ・パープル」などの楽曲を叩いていた。
Yahooニュースより
現在でもドラムが叩けるそうで、デーモン閣下のファンとしても知られています。
また、当時はバイクに乗るのも趣味で、愛車は「Kawasaki Z400GP」だったそうです。

政治家になる前
大学卒業後は松下政経塾に入塾し、政治の道を志します。
松下政経塾とは?
- 松下電器産業(現・パナソニックホールディングス)の創業者である松下幸之助が、1979年に設立した政治塾。
- 国会議員・地方首長・地方議員などの政治家を中心に、経営者・大学教員・マスコミ関係者など各界に人材を輩出している。
- 主な出身者は、野田佳彦さん(第95代内閣総理大臣)・長浜博行さん(環境大臣)・松原仁さん(国家公安委員長)など。
- 同期には自民党の伊藤達也元金融相や立憲民主党の武正公一衆院議員がいます。
その後アメリカに渡り、連邦議会のスタッフとして働く貴重な経験を積みました。
帰国後は日本経済短期大学の助手を務め、1989年にはテレビ朝日のキャスターとして活動。

なんと、現在は立憲民主党の蓮舫さんと一緒にキャスターを担当していたんだとか!
政治家として
1993年に無所属として初当選を果たし、以来10年連続で当選を重ねています。

総務大臣や経済安全保障担当大臣などの重要なポストを歴任し、2025年には自民党総裁に就任しました。
首相になりたいと思ったのは、24歳のときだそうです。
政治家を志したのは24歳の時だ。今回の総裁選では、中高生との意見交換会で「いつ首相になりたいと思った」か、という質問に、英語で「いつ、24歳のときだ」と明言していた。
Yahooニュースより

夢を実現していて素晴らしいですね!
高市早苗の夫・山本拓
高市早苗さんの夫は、元衆議院議員の山本拓さんです。


高市早苗の夫
- 名前:山本拓(戸籍上は高市拓)
- 生年月日:1952年7月7日
- 出身地:福井県鯖江市
- 学歴:法政大学文学部卒業
- 職歴:元衆議院議員(8期)、元農林水産副大臣
- 趣味:料理、映画鑑賞、作詞作曲、ゴルフ、温泉めぐり
大学卒業後、地元福井県で福井県議会議員を務め、1990年の第39回衆議院議員総選挙で初当選を果たします。
衆議院議員として、農林水産副大臣、自由民主党総務副会長などを務めました。
2023年以降は、福井県を拠点に政治活動を継続し地元支援者との交流・公演活動をしていましたが、2025年に入り脳梗塞で倒れ右半身不随となり、高市さんが介護をしているそうです。
「帰ってきたら、食べこぼしがいっぱいあって、それを掃除してから入浴介助。これが一番身体にこたえます。私よりはるかに身長の高い家族を背中に担ぎながら、風呂場に行って頭から身体のすみずみまで洗って…」
現代ビジネスより



絶対に介護保険を使わないとか、訳のわからないことを言っているものですから、公的な支援が受けられない
と高市さんは苦悩を明かしていました。
高市早苗と2度結婚?
山本拓さんには2度の離婚歴があります。
最初の奥さんとの間には3人のお子さんがおり、山本拓さんが育てていました。
その後、2004年に高市早苗さんと結婚しますが2017年に「政治的スタンスの違い」を理由に離婚。
しかし、2021年の総選挙に出馬した高市さんを山本さんが支援したことをきっかけに再婚しました。
- 最初の結婚:離婚
→3人の子供を育てる - 2004年:高市早苗と結婚(3人の連れ子)
- 2017年:高市早苗と離婚
- 2021年:高市早苗と再婚
子供
高市早苗さんには実子はいませんが、夫・山本拓さん連れ子3人を大切に育てています。
子供:3人
・長女:涼子さん(一般人として生活)
・長男:山本健(けん)さん、1984年2月18日生まれ、福井県議会議員として活動
・次女:杏子さん(一般人として生活)
長男・山本健


高市早苗の義理の長男
- 名前:山本健(やまもと けん)
- 生年月日:1984年2月18日
- 出身地:福井県鯖江市水落町1丁目
- 学歴:金沢学院大学卒業→慶應義塾大学(通信課程)に在籍 (2022年4月1日現在)
- 経歴:福井県議会土木警察常任委員長、自民党福井県支部連合会広報委員長、自民党福井県議会財務委員長、福井県行政書士会(顧問)、鯖江市PTA連合会 (顧問)、鯖江市綱引協会 (会長)、青少年健全育成鯖江市民会議(理事)、鯖江市市民協働推進会議(委員)、鯖江市環境審議会(委員)、公益社団法人鯖江青年会議所 (理事)
- 趣味:映画鑑賞、釣り
長男・健さんは政治の道に進み、2019年から福井県議会議員として地元福井県の発展に尽力しています。
高市さんは血の繋がりは無くても、実の子のように愛情を注いでいるそうです。
高市早苗の父・高市大休
高市早苗さんの父親は一般の方で、詳細は公開されていません。


高市早苗の父親
- 名前:高市大休(たかいち だいきゅう)
- 生年月日:1934年生まれ
- 職業:設備機械メーカー(東久・豊田自動機械グループ)営業担当、後に大阪営業所長
- 没年月日:2013年5月5日(79歳)
営業マンとして顧客から相談を受けると、深夜であろうが日曜であろうが遠方まで車で駆けつける実直な人だったそうです。



父の勤勉さを後ろ姿から学んだ
と高市さんは語っています。
記者への対応
週刊誌の記者が実家に押しかけ、母親が追い返そうとしたところを大休さんは
「記者さんだって仕事で来ているのだ。暑い中を東京から来られたのだから、冷たいおしぼりとお茶を出して休んでいただくのが礼儀だろう」
と母親を諭したことがあったそうです。
父とのエピソード
高市さんが2度目の衆議院選挙で迷っていた時
俺の退職金は選挙費用の足しに全部使ってよい。イライラせずにやれ。自信を持って!握手、お辞儀を忘れるな。気楽にやれ
という手紙を置いて背中を押しました。
この選挙で、高市さんは見事初当選を果たします。
また、晩年まで「初心を忘れるな」と声を掛け続け、高市さんの精神的支柱となっていたそうです。
子どもの教育においては、日本の伝統的価値観を重視した教育を行う方でした。
高市さんが小学校入学以前から、「教育勅語」を全文暗記させるなどしていたそうです。



教育勅語は高市さんの保守的な政治信念の原点となっているそうですよ!
高市早苗の母・高市和子
高市早苗さんの母親は一般の方で、詳細は公開されていません。
高市早苗の母親
- 名前:高市和子(たかいち かずこ)
- 生年月日:1932年生まれ
- 職業:奈良県警勤務の警察官
- 没年月日:2018年4月16日(86歳・心不全)
子育てや祖父の世話で大変な時期でも、夜遅くまで家事をこなし朝は誰よりも早く職場に着いて同僚の机を拭いて花を活けるということは、母・和子さんのプライドだったそうです。
母からの教え
幼い頃繰り返し言い聞かされた事柄が「思考や行動の物差し」として刻み込まれているそう。
- 他人様に迷惑をかけることは絶対にしないこと。早苗ちゃんが過ちを犯したら、家族全員がお天道様の下を歩けなくなるんだよ。
- 職業に貴賤は無いよ。汗水たらして真面目に働くことが尊いのだよ
- 陰で他人の悪口を言わないこと。言いたいことは直接本人に伝え、その場も、相手の気持ちをよく考えること
- 毎日、ご先祖様に感謝をすること
- 食べ物を粗末にしないこと
- 学校では、先生の教えに従うこと
- 家族も集団生活なのだから、他の家族が不愉快になる振る舞いはしないこと
自分自身は決して「正しく生きている」と胸をはって言えるような人間ではありませんが、両親から人としてのモラルだけは教えてもらったと明かしていました。



強くて温かい存在
と母親のことを語っています。
母とのエピソード
毎朝お仏壇にお供えをするのは高市さんの役割でした。
早朝に、炊き上がったばかりのご飯とともに最初に入れたお水とお茶をお仏壇に供えることは、幼い頃からの私の役割でした。
高市早苗公式サイトより
夜になると、母はお仏壇から下げた固くなって埃をかぶったご飯をお茶漬けにして食べていました。
ご飯粒ひとつも無駄にせずご先祖様に感謝しながらお下がりを頂く母の姿は、私や弟にとって最高の「食育」でありました。
夜には母親がお下がりのご飯をお茶漬けにして「ご飯ひとつも無駄にしない」姿を見せるという、最高の食育を行っていました。



私や弟にとって最高の「食育」でありました
高市さんが20代で大学教員として働き始めたころ、テレビの討論番組に出演していました。
それを観た母から珍しく電話が。
偶然、貴女が討論番組に出ているのを観たけれど、どんなに考え方が違う方と議論しても、相手を追い詰めないこと。必ず逃げ道を残して、相手の面子を潰さないように女性らしい気遣いをしなさい
と厳しい口調で諭されたそうで



社会人になってからも、未熟な私は、両親に度々叱られ、教えられることばかりでした
と話しています。
母からの教えで、女性らしい華やかさは失わず間違ったことに立ち向かうトゲを持て「真っ赤なバラのようであれ」という言葉があったそうです。
近所の人によると、母・和子さんは口を開けば娘の自慢話ばかりしていたそうです。
ハキハキとした喋り方は、親子でよく似ているんだとか。
母は「決して個人攻撃をしないこと」を早苗さんに教えていました。
これが現在の「対立候補の批判をせずに自分の政策だけを訴える」という高市さんの政治スタイルの基礎となりました。



厳し中にも愛情たっぷりなお母さんだったんですね!
高市早苗の弟・高市知嗣
高市早苗さんの弟は、政務秘書官をしている高市知嗣さんです。
高市早苗の弟
- 名前:高市知嗣(たかいち ともつぐ)
- 生年月日:1967年頃
- 職業:政務秘書官
- 家族:結婚して子供あり
姉の結婚のキューピット
政務秘書官の弟・知嗣さんは、元は自民党本部の職員として働いていたそうです。
1993年より高市早苗さんの秘書を、2003年から2017年までは山本拓さんの秘書をしていました。
知嗣さんが山本拓さんの事務所で雇われたことが縁で、高市早苗さんと山本拓さんは結婚されたそうです。
山本拓さんからのプロポーズの際も



弟や事務機器を引き取ってもらった上に、次は自分を引き取ってもらえるのか
と笑い話にしている程、2人の仲を取り持った立役者です。
現在(2025年)の詳しい情報は不明でしたが、現在も政治の現場で活動を続けていると言われています。
弟とのエピソード
1993年に高市さんが初めて衆議院議員選挙に立候補する際、知嗣さんは仕事を辞めて姉の秘書となりました。
高市さんが総務大臣を務めた際には、大臣秘書官として重要な役割を果たしたそうです。
長年にわたって姉の政治活動を支え、公私共に最も信頼のできる存在の1人となっています。
政治家一家ではない高市家にとっては、政治の世界に飛び込んだ知嗣さんの行動は勇気ある決断ですね。



高市さんも知嗣さんがいてきっと心強いですよね!
早苗さんが1年生のときに生まれた知嗣さん。
おむつを替え、ミルクを飲ませとお世話をしていたので友達と遊んだ記憶があまりないと話していました。
【高市早苗の家族構成】Q&A
まとめ
【高市早苗の家族構成】旦那は山本拓で子供はいるの?家系図まとめ!についてまとめました。
高市家は政治家一家ではない庶民的な家庭出身でありながら、家族全員が一丸となって高市早苗さんの政治活動を支えてきた温かい絆がありました。
自民党初の女性総裁として歴史を刻む彼女の、人間的な魅力はこうした家族の支えがあったからですね。
これからも、高市早苗さんの活躍を応援していきたいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。



