「らんまん」125話で、寿美子が「渋谷」の待合茶屋を5万円で売却して練馬に土地を購入します。売却した金額は現在の価値はいくらなのか?か調べてみました。
「らんまん」渋谷の売値は現在だといくらの価値?
「らんまん」125話にて、寿恵子(浜辺美波)は待合茶屋「山桃」の常連・相島(森岡龍)に売却依頼をします。
当時(大正時代)の金額と現在の金額の価値を比較してみました。
売り買いの経緯
渋谷の土地購入額:120円
渋谷の待合茶屋の売却金額:5万円(大正12年(1923年)
三菱UFJ信託銀行の公式サイトより「当時の1円の価値」
大正時代の1円の価値
1. 企業物価指数での価値
・大正時代の「1円」は、現代の1,080円の価値
2. 当時の給料をもとにした価値
・大正時代の小学校の教員の初任給は50円程度
→1円の価値は、4000円程度
大正時代の5万円の価値は?
2の初任給の価値で計算すると
5万円は、現在の2億円になる
120円で購入して、5万円で売却したということは、相当なやり手ですね。
ほぼ原価はゼロにちかいので、ほぼ利益ということです。
妻には頭があがらなかったでしょうね。
練馬の土地は大泉とうことで、当時のかなりの農村だったようです。
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練馬の大泉村は「練馬区立牧野記念庭園」
寿恵子が購入した練馬の大泉村は現在の「練馬区立牧野記念庭園」になっています。
牧野記念庭園は、世界的に著名な植物学者である牧野富太郎博士(1862年~1957年)が、大正15年(1926年)から昭和32年(1957年)に死去するまでの約30年間住んだ居宅と庭の跡です。
昭和33年(1958年)に区立庭園となりました。
園内には300種近い植物があり、牧野博士が命名したセンダイヤザクラや仙台で発見し亡き妻の名をつけたスエコザサ等が植えられている。
寿恵ちゃんのビジネスセンス、すごいです!