2007年から始まったブリテンズ・ゴット・タレントですが、今年2023年でシーズン16となります。
歴代の優勝者と、BGT出場者で最も稼いだ成功者TOP3を紹介します。
最も多く稼ぎ、成功したTOP3は?
ブリテンズ・ゴット・タレントの優勝を逃しても、有名人になった出場者も多くいます。
BGT出場者で最も多く稼いだ成功者3組を紹介します。
- スーザン・ボイル
- ポール・ポッツ
- ダイバーシティ
スーザン・ボイルさんは日本でも有名ですよね!
※純資産額参考サイト:CELEBRITY NET WORTH/ CAKNOWLEDGE より
1位 スーザン・ボイル(Susan Boyle)
スーザン・ボイル(Susan Boyle)
- 2009年シーズン3:結果 準優勝
- 1961年4月1日生まれ(現在62歳)
- 出身:スコットランド
- BGT出場時:48歳
優勝は逃したものの、彼女の驚異的な歌声と舞台でのパフォーマンスが世界的な注目を浴びました。
スーザン・ボイルの成功秘話
- スコットランド出身で、見た目もさえない中年女性だったスーザンは、一夜に才能が広まり、その後も音楽界で成功を収めました。
- デビューアルバム『アイ・ドリームド・ア・ドリーム』をリリースし、数百万ポンドを稼ぎ出しました。このアルバムはイギリスで最も売れたレコードの一つとなり、チャートで1位を獲得し、7回のプラチナ認定を受けました。
- フォーチュンを手にしたにもかかわらず、スーザンは過去60年間、同じ公営住宅に住んでいます。
- 有名になる前の財政的に苦しい生活であったため、「私は大金を使う人ではありません。47年間お金がなかったので、雨の日のために貯めるのが好きです」と彼女は語っています。
人柄がとても良さそうですね〜
BGTオーディションのスーザン・ボイル(和訳)
2023BTGのファイナルに出場したスーザン・ボイル
2位 ポール・ポッツ(Paul Potts)
ポール・ポッツ(Paul Potts)
- 2007年シーズン1:結果 優勝
- 1970年10月13日生まれ(現在52歳)
- 出身:イギリス・ブリストル
- BGT出場時:36歳
2007年のシーズン1で、彼のオペラ歌手としての才能が視聴者の心を掴み、多くの人々に感動を与えた。
ポール・ポッツの成功秘話
- 携帯電話販売員だったポールは、その風貌から舞台に登場してきた時は期待されていませんでした。しかし歌い出した途端、彼のオペラの歌声は国民を驚かせ、初めてのBGTの優勝者に輝きました。
- BGT優勝後、チャートを席巻するアルバム『One Chance』をリリースし、2008年には97回のコンサートツアーを行いました。
- ポールはさらに4枚のアルバム、自身の回顧録、そして世界中での数々のテレビ出演などで成功を収めました。2022年にはドイツ版の『The Masked Singer』にも出演しました。
- 彼の人生の物語はまた、『One Chance』というタイトルの伝記映画の題材となり、ジェームズ・コーデンが主役を務めました。
ポール・ポッツ、再び | BGT Champions 2019(和訳)
3位 ダイバーシティ(Diversity)
ダイバーシティ(Diversity)2009年シーズン3 優勝
2007年に結成されたロンドンを拠点とする12歳〜25歳からなるストリートダンス集団
エセックス出身の友人や兄弟からなるグループで、アシュリー・バンジョがリーダーで振り付けも担当していました。彼らは15回のツアーに参加し、定期的にバトリンズで公演を行ったり、パントマイムに出演したり、さらには2013年のリトルミックスの「Salute Tour」をサポートしたりしました。
リーダー:アシュリー・バンジョ Ashley Banjo
- 1988年10月4日生まれ(現在34歳)
- 出身:イギリス・エセックス
- BGT出場時:21歳
- 純資産額:200万ドル(2.8億円)
ジョーダン・バンジョ Jordan Banjo
(アシュリーの弟)
- 1992年12月31日生まれ(現在30歳)
- 出身:イギリス・エセックス
- BGT出場時:17歳
- 純資産額:400万ドル(5.6億円)
バンジョ兄弟すごいですね!
【AGT】サイモンが選ぶ「最も成功した有名な出場者」について
歴代の優勝者一覧
2007年からスタートしたブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)ですが、2021年のコロナ禍を除いて、毎年開催されています。
2023年では、とにかく明るい安村さん(TONIKAKU)が出場し日本でも話題となりました。
優勝賞金
- 2007年(シーズン1)〜2011年(シーズン5):10万ポンド(約1,800万円)
- 2012年(シーズン6):50万ポンド(約9,000万円)
- 2013年(シーズン7)〜2023年(シーズン16):25万ポンド(約4,500万円)
歴代優勝者
2007年シーズン1 | Paul Potts ポール・ポッツ |
2008年シーズン2 | George Sampson ジョージ・サンプソン |
2009年シーズン3 | Diversity ダイバーシティ |
2010年シーズン4 | Spelbound スペルバウンド |
2011年シーズン5 | Jai McDowall ジャイ・マクドウォール |
2012年シーズン6 | Ashleigh and Pudsey アシュリーとパドジー |
2013年シーズン7 | Attraction アトラクション |
2014年シーズン8 | Collabro コラブロ |
2015年シーズン9 | Jules O’Dwyer & Matisse ジュールズ・オドワイヤーとマティス |
2016年シーズン10 | Richard Jones リチャード・ジョーンズ |
2017年シーズン11 | Lost Voice Guy Tokio Myers トキオ マイヤーズ |
2018年シーズン12 | Lost Voice Guy ロストボイズガイ |
2019年シーズン13 | Colin Thackery コリン サッカリー |
2020年シーズン14 | Jon Courtenay ジョン・コートニー |
2022年シーズン15 | Axel Blake アクセル・ブレイク |
2023年シーズン16 | Viggo Venn ヴィゴ・ヴェン |
AGT(アメリカズ・ゴット・タレント)の歴代優勝者はこちら
2007年 シーズン1 Paul Potts ポール・ポッツ
Paul Potts ポール・ポッツ
オペラ歌手
1970年10月13日生まれ
BGT出演時:36歳
携帯電話販売員だったポールは、見事オペラ、プッチーニ《トゥーランドット》「誰も寝てはならぬ」を歌い上げ優勝しました。
BGT後、世界的に有名なオペラ歌手となり、日本にも来日しました。
2008年 シーズン2 George Sampson ジョージ・サンプソン
George Sampson ジョージ・サンプソン
ストリートダンサー
1993年7月29日
BGT出場時:14歳
14歳で出場し、見事優勝しました。
BGT後、サンプソンは俳優として活動し、「ウォータールー・ロード」と「エメリーデール」に出演しました
2009年 シーズン3 Diversity ダイバーシティ
Diversity ダイバーシティ
ダンスグループ
2007年に結成されたロンドンを拠点とする12歳〜25歳からなるストリートダンス集団
DiversityはBGTの第3シリーズで優勝し、スーザン・ボイルを押しのけて栄冠を手にしました。
BGT後、ツアーや数々のテレビ番組で大成功を収めています。
グループでもソロでも活躍していて、リーダーのAshley Banjoは「Got to Dance」の審査員をしています。
2010年 シーズン4 Spelbound スペルバウンド
Spelbound スペルバウンド
体操(曲芸)
13人からなる12歳〜24歳の曲芸チーム
曲芸のパフォーマンスで、ロンドンオリンピックの閉会式でパフォーマンスをした
2011年 シーズン5 Jai McDowall ジャイ・マクドウォール
Jai McDowall ジャイ・マクドウォール
歌手
1986年7月24日生まれ
BGT出場時:25歳
スコットランド出身のジャイは、シーズン5(2011年)で優勝後、サイモンのレーベル(Syco)からデビューしたが、2012年3月に別のレーベルに移籍しました。
同じスコットランド出身のスーザン・ボイルと一緒に仕事をすることもあるようです。
2012年 シーズン6 Ashleigh and Pudsey アシュリーとパドジー
Ashleigh and Pudsey アシュリーとパドジー
犬の芸
アシュリー:1995年2月7日生まれ
パドジー(犬):2005年12月28日〜2017年7月20日(12歳で亡くなる)
アシュリーとパッジーは犬の演技でBGTを初めて優勝したデュオです。
犬のパドジーが2017年に亡くなってしまい、アシュレーは新しい犬(Sully)をパートナーにしています。
2013年 シーズン7 Attraction アトラクション
Attraction アトラクション
シャドウシアタートループ
ハンガリー人の10歳〜17歳からなるグループ
アトラクションはハンガリーのシャドウシアターグループで、初めての外国人アクトとして優勝しました。
BGT優勝後は、ラスベガスでパフォーマンスをしていました。
2014年 シーズン8 Collabro コラブロ
Collabro コラブロ
ボーイズグループ(オペラ)
21歳〜25歳からなる5人組
イケメン5人のボーイズグループ(ミュージカルソング)、日本にも来日しています。
BGT優勝後は、サイモンのレーベル(Syco)よりデビューし、ファーストアルバムが全英1位を獲得しその後もヒットが飛ばしました。
2016年に、グループの一人(Richard Hadfield)が脱退しますが、その後4名で2017年に新しいアルバムをリリースしました。
コラブロが日本来日の際に、カラオケ王に出場していた!
2015年 シーズン9 Jules O’Dwyer & Matisse ジュールズ・オドワイヤーとマティス
Jules O’Dwyer & Matisse ジュールズ・オドワイヤーとマティス
ドックダンス
ジュールズ・オドワイヤーさんと彼女の雑種犬マティスは、見事な綱渡りのパフォーマンスを披露
2016年 シーズン10 Richard Jones リチャード・ジョーンズ
Richard Jones リチャード・ジョーンズ(ランス軍曹 Lance Corporal)
マジシャン
1990年9月21日
BGT出場時:25歳
※ランス軍曹とは:イギリス陸軍における階級の一つ
BGTで初めて優勝したマジシャン、彼は軍の将校であり、優勝後も仕事を辞めずに続けているようです。
2016年、BGTで優勝する前に、エリザベス女王陛下(当時)の90歳の誕生日を祝う「トルーピング・ザ・カラー」でバンドマンとして演奏したようです。
2019年の「ブリテンズ・ゴット・タレント:ザ・チャンピオンズ」に出場し、トップ3に進出しました。
2017年 シーズン11 Lost Voice Guy Tokio Myers トキオ マイヤーズ
Tokio Myers トキオ マイヤーズ
本名:トービル アッシュバーン M. ジョーンズ
ピアニスト
1984年4月6日生まれ
BGT出場時:33歳
ダンス、ヒップホップ、クラシック音楽の融合を多重楽器で演奏しました。
BGT優勝後も、数々のアワードを獲得しました。
英国王立音楽院でクラシック音楽を学び、複数の楽器を操ってエレクトロニック・ヒップホップ・クラシックを融合させた音楽を生み出します。
2023年のワールドツアー
2018年 シーズン12 Lost Voice Guy ロストボイズガイ
Lost Voice Guy ロストボイズガイ
本名:リー・リドリー
スタンドアップ・コメディアン
1980年12月31日生まれ
BGT出場時:37歳
彼は脳性麻痺を抱え、声を失った後にイギリス史上初のスタンドアップコメディアンとして音声合成器を使用しています。
2019年 シーズン13 Colin Thackery コリン サッカリー
Colin Thackery コリン サッカリー(ウォレント・オフィサー(Warrant Officer)
歌手
1930年3月9日
BGT出場時:89歳
※ウォレント・オフィサーとは:イギリス陸軍やイギリス空軍などの軍隊における階級の一つ(上級の階級)
退役軍人で史上最年長の89歳での出場しました。
2020年シーズン14 Jon Courtenay ジョン・コートニー
Jon Courtenay ジョン・コートニー
ミュージカルコメディアン
1973年3月4日生まれ
BGT出場時:47歳
MCのアント&ディックよりゴールデンブザーを獲得して優勝しました。
BGTの間、秘密にしていた皮膚癌を、BGT後に克服したようです。
2022年シーズン15 Axel Blake アクセル・ブレイク
Axel Blake アクセル・ブレイク
コメディアン
BGT出場時:33歳
アクセル・ブレイクは、番組が一時中断した後、2年ぶりのブリテンズ・ゴット・タレントの優勝者です。
サイモン・コーウェルのゴールデンブザーの出場者であり、サイモンは「私たちはまさにスターを発見したと信じています」とコメントしていました。
2023年シーズン16 Viggo Venn ヴィゴ・ヴェン
Viggo Venn ヴィゴ・ヴェン
コメディアンピエロ
BGT出場時:43歳
ノルウェー出身
ヴィゴ・ヴェンの詳しい情報はこちら>>
ヴィゴ・ヴェンの優勝パフォーマンス↓
今回はBGTの歴代優勝者と最も稼いだ3組を調べてみました。
夢がありますね。
スーザン・ボイルさんは桁違いですね!
AGT(アメリカズ・ゴット・タレント)の歴代優勝者はこちら
サイモンが選ぶ最も成功した出場者はこちら
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