2025年3月18日大相撲春場所10日目、新横綱・豊昇龍が休場を届けを出したと伝えられました。
これが実に、39年ぶりの出来事となるわけです。
1986年秋場所の双羽黒以来、久しぶりの新横綱の休場となります。
なぜ、横綱・豊昇龍は休場になったのか理由をまとめました。
豊昇龍横綱の休場とは?

2025年3月18日、春場所の10日目に、立浪部屋の新横綱、豊昇龍関(25歳)が日本相撲協会に休場届けを出しました。
実は新横綱が休場するのは、1986年の秋場所で双羽黒関が休場して以来、実に39年ぶりのこと。これだけでも話題にならざるを得ません。
豊昇龍関は、春場所の9日目までに5勝4敗という成績でした。
初日には小結の阿炎に敗れ、さらに5日目、8日目、9日目にも平幕力士に敗北。
昭和以降の横綱としては、大鵬以来の3つの金星を与えてしまったことにもなり、その成績には少々苦しんでいたようです。
横綱を破った力士・金星をあげた力士
- 初日:西小結の阿炎
- 5日目:西前頭2枚目の千代翔馬・・1個目の金星
- 8日目に東前頭4枚目の高安・・2個目の金星
- 9日目:西前頭4枚目の一山本・・3個目の金星
「金星」とは、横綱に勝利した平幕力士(=幕内力士のうち、大関・関脇・小結を除いた前頭力士)に与えられる勝ち星の呼び名です。横綱が平幕力士に負けた場合に『横綱が金星を与えた』と表現する。
豊昇龍の休場理由の怪我とは?
豊昇龍は場所前には、「何が起きても休場はしない。負けても休場はしない。最後(千秋楽)までやります」と宣言していました。
そんな豊昇龍の無念の休場の理由は、
「右肘関節内遊離体、頸椎捻挫で約2週間の加療が必要」
という診断のようです。
- 右肘関節内遊離体は、肘関節内に異物(骨や軟骨)が浮遊している状態で、動きに制限がかかり、痛みを引き起こします。
- 頸椎捻挫は、首の骨や靭帯が捻じれ、痛みやこりが生じる怪我です。
1月の初場所千秋楽に右ひじを負傷。
春場所はテーピングを施して出場していたが、8日目の高安戦で悪化させた。

師匠の立浪親方(元小結旭豊)によると、8日目の高安戦で悪化させ休場を決意したそうです。
「高安戦で、また痛めた。昨日帰ってきて、2人で話した。(ヒジを)伸ばせない。ロックがかかっちゃう。僕が最後は『休むか?』と言ったら『そうします』と。これ以上、ふがいない相撲は取らせたくない」と説明。
東スポより
豊昇龍の横綱昇進が早いとの声が再浮上!
豊昇龍の休場のニュースに対して、SNSでは様々な声が飛び交っています。
「豊昇龍、大丈夫かな?」とか「新横綱なのに休場って…」「プレッシャーがきつかったのでは?」といった反応が多く見られました。
中には「やっぱり昇進が早すぎたんじゃない?」という声もあり、豊昇龍関の横綱昇進には賛否があるような発言も多いようです。
確かに、豊昇龍関は横綱昇進前の3場所の成績が33勝と、過去の横綱候補と比べると少し低めの数字だったため、少し早かったのでは、という意見も理解できます。
相撲界内部からも!
豊昇龍関の横綱昇進に関しては、相撲界の内部でも賛否があったといわれています。
「昇進には少し早かったのでは?」という声もありました。
そんな中での新横綱としてのプレッシャーは相当なもので、休場に追い込まれてしまったのも納得できる部分があるかもしれません。
新横綱で過去に休場した力士は?
過去にも新横綱が休場した例は少ないようですが、二人の力士が新横綱で休場したそうです。
- 1986年秋場所:双羽黒
- 1964年春場所:大鵬
1986年秋場所の双羽黒関は、豊昇龍関と同じ立浪部屋に所属してました。
これもまた運命的な話ですね。
今後どうなるの?
これからの展開がどうなるか、相撲ファンにとっては気になるところです。
立浪親方(元小結旭豊)は
「彼(豊昇龍)は最初に休まないと言っていたけど、みんなの応援に応えたいという理想の横綱像から、そういうことを言ってしまった。ちょっと言い過ぎたと後悔はしていると思う。まだ若いので、長い目で…。理想と現実の違いを肌で感じたのでは」
と語っています。
豊昇龍関は場所前には「どんなことがあっても休場しない」という強い意志を見せていただけに、この休場の決断は非常に重いものでしょう。
まだ25歳の若さを考えると、横綱としてプレッシャーを受けているのは当然です。
今後、5月の夏場所でどのように巻き返すかが注目されます。
立浪親方は「次回は必ず立ち直る」とコメントしており、ファンとしてはその言葉を信じて応援するしかありません。
まとめ
豊昇龍の休場はなぜ?理由は怪我!横綱昇進が早い論争再浮上!をまとめました。
豊昇龍関の今回の休場、相撲界にとって大きな話題となっています。彼の今後がどうなるか、ファンとしては目が離せません。5月の夏場所での復活を期待しつつ、あたたかく見守りたいですね。
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